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2011年5月17日 (火曜日)

上町学習等供用施設への訪問を行いました

5月16日(月)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市 上町学習等供用施設を訪問しました。こちらの避難所への訪問は今回で2回目となります。

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訪問日時:5月16日 16:30~17:00

実施内容:支援物資のお届け

野菜ジュース180本・パン90個・チョコレート90個・スナック菓子90袋・半生菓子90個・スウェット100着・下着

配布場所:「東松島市 上町学習等供用施設」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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■地域住民の皆様の声

「昼間は暇なので、隣の避難所から、知り合いがいるこの避難所に会いに来ているんだよ。」(60歳代女性)

ありがとね。娘夫婦もパチンコ好きだから伝えておくね。あまり熱中されるのも困るんだけどね(笑)」(60歳代女性)

「わざわざ東京からありがとう。パチンコ屋さんだから玉貰えるのかと思っちゃった(笑)」(50歳代男性)

「久しぶりに肉が食べたいなぁ。…冗談、冗談。いつもありがとう。今度お店にいくよ」(30歳代男性)

「この前、炊き出しに並んだら1,000人くらいいたよ。3時間待って、途中でなくなったせいか結局もらえなかったの。」(20歳代女性

「おじさんバイバイ、今度遊ぼうよ。」(子供たち)

■今回の訪問から

前回ご要望のあった、スウェットや下着をお持ちしました。数百メートル離れた先には比較的物資に余裕のある大きな避難所がありますが、こちらの避難所では緊急性の高い食料は行政により確保されているものの小規模であるせいか、日用品などが全般的に不足しているように感じました。とくに、下着類が不足しているようで、持参した下着が足りなくなり、残念がる方もいらっしゃいました。足りなかった分は本日17日にお届けします。

季節の変わり目にさしかかり、この日は、長袖で汗ばむような天候でした。お風呂が安定的に利用できない状況の中、デイケアの方がご年配の方の入浴サービスを実施されていました。ダイナムでも、一歩先の状況も予測しながら物資を手配していけるよう、情報収集をしていきたいと思います。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年5月16日 (月曜日)

【東日本大震災】当社の状況について(5月16日8:30現在)

3月11日発生の東日本大震災による影響についてお知らせいたします。【毎週月曜日更新】

■営業休止店舗(合計5店舗)

古川店、矢本店、白河店、原町店、東町店

■安否未確認者数

宮城県 : 1名(ダイナム)

現在休止している店舗につきましては復興作業を進めています。再開につきましては、改めてお知らせいたします。

2011年5月14日 (土曜日)

宮城県名取市内の避難所を訪問しました

5月13日(金)に宮城県名取市内の避難所3か所を訪問し、物資のお届けを行い、地域の方々とコミュニケーションを図りました。

 

■物資のお届けについて

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お届け日時 : 5月13日(金)11:30~12:30

お届け場所 : 名取文化会館、増田中学校、下増田小学校

          ※弊社、ダイナム信頼の森 名取美田園店の近隣避難所

お届け内容 : 野菜ジュース720本、缶詰720個、栄養補助食品360食、

          チョコレート720個、レトルト食品720食

Cimg4347 弊社従業員が物資を運ぶ様子

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■地域住民の皆様の声

「いつも本当にありがとうございます」(40歳代女性)

「隣の家の分もいただきます。お菓子を楽しみにしています」(50歳代男性)

「子供が喜びます。ありがとうございます」(40歳代男性)

「これからの季節は夏のものが必要になるね」(60歳代男性)

「今週も信頼の森の方が来てくれました」(増田中学校の職員様から)

「このあたりは仮設住宅の設置が早く、来週も何人か移動します。しかし、配布は喜ばれているので5月末前後までは続けていただけると助かります」(名取文化会館の職員様から)

 

■必要としているもの

「Tシャツなどがあれば嬉しいです」(60歳代男性)

「お菓子などはなかなか支給されないから助かる」(40歳代女性)

「これから暑くなる。扇風機がどのくらいまわってくるか分からない」(50歳代男性)

 

■今回の訪問から

Tシャツや扇風機の要望など、夏場の生活を心配されている方がいらっしゃいました。避難所には暖房用の大型ファンはありましたが、エアコンはなく、夏場の暑さ対策は課題のようでした。仮設住宅の設置が進み、避難所で生活されている方々は徐々に減ってきていました。今後は仮設住宅も含めて支援を検討してまいります。

 

Cimg4353  信頼の森 名取美田園店と近隣の仮設住宅

 Cimg4349_2 名取文化会館には応援メッセージが飾ってありました

2011年5月13日 (金曜日)

南郷体育館への訪問を行いました

5月12日(木)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、南郷体育館を訪問しました。こちらの避難所への訪問は今回で2回目となり、前回ご要望のあった衣装ケースや塩分のあるお菓子を含む物資をお届けしました。

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訪問日時:5月12日 16:00~17:00

実施内容:支援物資のお届け

缶詰360個・野菜ジュース360本・チョコレート360個・栄養補助食品360食・スナック菓子360袋・衣装ケース40個・折りたたみハンガー100個

配布場所:「宮城県美里町 南郷体育館」 ※ダイナム小牛田店近隣避難所

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Cimg4343 Cimg4345                                 この日、被災地では震災以来まとまった雨が

■地域住民の皆様の声

「また来てくれたんだ、ありがとう。」(60歳代女性)

「うちわ配っているんだ、いいね。」(50歳代男性)(※店舗で余っていたうちわを配布しました。)

「今日は雨が降っているから蒸し暑いよ。」(70歳代男性)

「食料は配給があるから何とかなるけど、お菓子はなかなか食べれないからね。甘いものより塩辛いものがうれしいよ」(50歳代男性)

「ここは比較的大きな避難所ですが、今後は、仮設住宅が建つので40名ほど少なくなる予定です。ただし、避難所も統廃合が進んでいるので、小さい避難所の方がこちらに移ってこられる可能性もあります。ここは子供も多いのでお菓子は非常に助かります。朝・夜は食料の配給があるが昼はないので缶詰などもありがたいです。今後は暑くなるので、肌着や半袖服が欲しいですね。体育館はエアコンがないので、今後は扇風機などで過ごすこととなります。タオル、肌着は一通り配布しましたが、今後暑くなるともう少し必要となります。さらに、外出用の服などは、皆あまり持っていないので欲しいと思っていますね。」(避難所管理者の方のお話

■今回の訪問から

これまで訪問した中で、避難所として使用している施設は、体育館、公民館、学校などがありましたが、それぞれの設備状況によっても、必要とされるものは変わってくるようです。

今回この避難所の皆様と会話をした中では、うちわ、ふとん(今後はタオルケット)、洗面器、折りたたみコンテナのご要望がありました。

さらに、入梅の時期も近づき、限られた条件の中で、いかに暑さを乗り切るかというところに不安を持たれているようです。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年5月12日 (木曜日)

新潟県三条市の避難所での支援活動の様子です

  5月11日(水)、弊社支援チームは新潟県三条市を訪れました。三条市には、福島県南相馬市や浪江町といった福島原発事故による避難区域の住民の方々の避難所があるという情報を得て、こちらの避難所へ支援物資のお届けをすることとしたものです。広報担当が支援活動に参加し取材を行いましたので、その模様をお届けします。

■今回訪問した避難所

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≪三条市総合福祉センター≫

配布日時:5日11日 11:00~11:30

配布内容:野菜ジュース160本・インスタント味噌汁320食・インスタントシチュー160食・半生菓子(どら焼き)160個

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≪三条市勤労青少年センター≫

配布日時:5日11日 14:00~14:30

配布内容:野菜ジュース76本・インスタント味噌汁152食・インスタントシチュー76食・半生菓子(どら焼き)76個

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≪農業体験交流センター≫

配布日時:5日11日 14:00~14:30

配布内容:野菜ジュース35本・インスタント味噌汁70食・インスタントシチュー35食・半生菓子(どら焼き)35個

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≪三条市体育文化センター≫

配布日時:5日11日 15:30~16:00

配布内容:野菜ジュース95本・インスタント味噌汁190食・インスタントシチュー95食・半生菓子(どら焼き)95個

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支援チームは、まず、前日10日に出発し埼玉県の倉庫へ向かいました。支援物資は、まずはここに集められ、ここからワゴン車で物資を運び、各地を訪問します。

お届けする避難物資は、避難所の皆様が、必要な分をお持ちしやすいよう、袋詰めしてお渡しています。その袋詰めの作業もあらかじめ倉庫内で行い、それから積み込みを行います。

この日は燕三条駅付近に一泊し、翌朝から避難所への訪問を行います。

Img_0802 Img_0804                                             倉庫より支援物資の搬出。

最初に訪問した三条市総合福祉センターでは、支援チームが到着した頃、近隣の幼稚園がボランティア訪問を行っており、園児の皆さんによる歌のプレゼントが行われていました。また、この日は、三条市出身のカメラマンによる記念撮影のボランティアも行われる予定であるということでした。

Img_0809 Img_0814                                                            最初に訪問した三条市総合福祉センター。ペット用の仮設住居が用意されていました。

Img_0819 Img_0826                               三条市総合福祉センターでの物資お渡しの様子。

次の避難所は、三条市勤労センターと農業体験交流センターを同時に二手に分かれて訪問しました。三条市勤労センターに到着したときは、ちょうど避難所の皆様が「野に咲く花のように」を合唱する声が聞こえてきました。

Img_0836 Cimg0608                   三条市勤労青少年センター(左)と農業体験交流センター(右)の訪問の様子。

三条市体育文化センターでメンバーが再び合流し、全員で手渡しにより皆様へ物資をお届けしました。日中は買い物などに出かけている方も多く、ご不在の方の分も代表者の方へお預けし、三条市を後にしました。

Img_0843 Img_0857                                        三条市体育文化センターの様子。

■避難所の皆様の声

「ここにいれば、心のケアや近隣の商店の紹介、市内巡りバスの案内など、いろいろとしてもらえます。食事にも困ることはありません。それでもやっぱり支援やボランティアなどで来てもらえると元気が出ますね。」(60歳代男性)

「このように、皆さんによくしていただいて助かっています。でも、やっぱり、家には帰りたいですね。」(40歳代女性)

「市内の避難所に入居している方のほとんどは、南相馬市の住民の方で、一部浪江町の方もいらっしゃいます。子供たちは学校、車も何台か用意して避難民の方が利用できるようにしてあるので、それを使って買い物に出る方もいて、日中は人が少なくなります。市では賃貸物件の提供も行っているため、今日は住居探しに出ている方もいます。食事はどうしてもメニューが限られてしまうので、こういった食品をいただけることはありがたいです。」(総合福祉センター事務局の方の話〔三条市職員〕)

「避難の途中で家族とばらはらになってしまい、今は一人でこの避難所に住んでいます。」(30歳代女性)

「ダイナム燕店のファンです。こちらでも、ダイナムをご存知のかたはけっこういらっしゃいます。」(事務局男性)

「これだけもらったら、ダイナムのお店に恩返しに行かなきゃね。」(40歳代男性)

「今最も課題となっているのは、避難している子供たちの今後の学校教育に関することです。今は三条市内の学校に通っている状況ですが、うまくなじめない子も出ています。三条市が市内の住居物件の手配を実施してくれているほか、南相馬市でも仮設住宅の応募の第2陣が開始されることろです。県外の親戚を頼っていかれる方もおり、避難所の人数は当初より減ってきています。」(勤労青少年センター避難住民代表者の方)

「食事は朝は、パンと牛乳、あとはお弁当です。避難民の方々へ対し、市で費用を負担し、民間より借り上げた賃貸物件の提供を行っています。ハローワークでも避難住民用の求人が出ていますが、市も事務職の求人を行っており、すでに何名か応募があるようです。」(三条市体育文化センター事務局の方の話〔三条市職員〕)

「実家は津波で流され、両親は現在会津若松市にいます。こちらにいるべきか戻るべきか、ここにいるとしたらあとどのくらいになるのか、先のことがわからないので動きようがありません。すぐ戻れるものと思い、着の身着のままで来たけれど、長いようで短い2ヶ月がたってしまい、なんだか今もまだ現実ではないような気がしています。」(40歳代女性)

「今度ここを出てアパートへ入居します。いっしょにきていたおばあちゃんがインフルエンザで入院し、退院後もとても避難所暮らしはできないと思ったからです。支援物資は、とても助かります。ありがとうございます。」(避難住民班長さん)

■今回の訪問から                                    

三条市は今回の原発事故に際し、いち早く避難区域の住民の方々の受け入れに名乗りをあげたそうです。三条市はかつて大きな水害に見まわれたことがあり、そのとき全国のいろいろな地域より支援をしてもらったため、その恩返しという意識もあって支援を実施しているのだと、市の職員や近所のボランティアの方がお話してくださいました。

三条市内で新たな生活を始める方、親戚の元へ行く方、それぞれの生活を決めて避難所を退去される方がいる一方、まだまだ多くの方にとって、先が見えない状況の中、近い将来のことすら決めかねる状態であるということが分かりました。

震災からちょうど2ヶ月が経過したこの日、地震や津波による直接の被害以外にも、東日本大震災はたくさんの人々の生活に、未だに色濃く影響を残している―そんな状況を目の当たりにした今回の訪問でした。

来週は、事前のヒアリングによりそれぞれの避難所からご要望のあった、家電や生活用品をお届けする予定です。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

野蒜駅裏地区への訪問を行いました

5月11日(水)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援、および地域の皆様とコミュニケーションを図るため、東松島市 野蒜地区を訪問しました。

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訪問日時:5月11日 16:30~17:30

実施内容:支援物資のお届け

缶詰210個・野菜ジュース140本・チョコレート70個・半生菓子70個・せんべい70枚・パン140個

配布場所:「東松島市 野蒜駅裏地区」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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Cimg4335_2  Cimg4336 Cimg4338_2                                                                 今回で4回目の訪問となる野蒜駅裏地区。津波被害の大きかったこの地区に希望の明かりが灯る。

■地域住民の皆様の声

「ダイナムさんはお菓子をわざわざ袋詰めにしてくれるので本当に助かります。」(50歳代女性)

「生菓子は日持ちしないので、どら焼きなどの半生菓子はありがたいです。」(40歳代女性)

「やっぱりチョコレートは美味しいわね。」(50歳代女性)

「大人も食べられる煎餅などはいいね。」(50歳代男性)

「自然災害は3年~5年で収束するが、原発は収束の目処がたたない。今後が不安だよ。」(70歳代男性)

「家のフェンスが流されてしまったよ。」(小学生)

「この地域はライフラインが整いつつあるため、これ以上お世話になるわけにはいかない。支援物資が行き渡らない地域もあるのでそちらを支援して欲しいです。」(50歳代男性)

「このあたりは昼間働いている人も多いので近所の家がまとめて取りに来ています。こういう時こそ助け合っていかないとね。」(60歳代女性

「パチンコをやりたい人もたくさんいると思うので、ダイナムさんも頑張って営業を再開してくださいね。」(50歳代男性)

■今回の訪問から

震災からちょうど2ヶ月目となったこの日、この地区にもようやく電気が復旧したそうです。

これでライフラインが全て復旧し、「引き続き甘えるわけにはいかない、物資が行き渡っていないところへ支援を願いします。」とのお話がありました。支援を必要とし、依然として不安な状況にありながらも、強い自立の意識と、他の被災地域を心配し気遣う思いに胸を打たれました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

UIゼンセン同盟からの請願書提出について

5月11日、ダイナムの労働組合であるダイナムユニオンの白戸中央執行委員長が、UIゼンセン同盟の中村政策局長 ほか2名およびUIゼンセン同盟に加盟するパチンコホールの労働組合の委員長2名とともに、内閣府大臣官房 間宮参事官を訪問し、パチンコホール業界の節電への取り組みに対する理解を求める蓮舫節電啓発担当大臣宛の請願書を提出いたしました。今回の訪問にはUIゼンセン同盟の政治顧問である民主党 川合参議院議員にも同席して頂きました。
UIゼンセン同盟は、国民生活に関連する産業の労働者が結集して組織した、日本最大の産業別労働組合です。パチンコホール関連企業は、UIゼンセン同盟の生活・総合産業部会に属しており、ダイナムユニオンを含む11社、約2万5千人の組合員が加盟しています。請願書の内容は以下のとおりです。

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平成23年5月11日

蓮舫節電啓発担当大臣 殿

UIゼンセン同盟
会長 落合 清四

UIゼンセン同盟
生活・総合産業部会
部会長 竹田 政弘

UIゼンセン同盟
パチンコ関連分科会
座長 住谷 一真

請  願  書

貴職におかれましては、日々、国家・国民のためにご尽力されていますことに敬意を表します。また、国民の一人として感謝申し上げます。

【組織の現状】労働組合の結成と連帯により、労使での産業の発展をめざしています
私たちUIゼンセン同盟にはパチンコ産業で働く労働者で組織した11の労働組合が加盟しています。パチンコ産業で働く者の雇用と労働条件を守り、パチンコ産業の健全な発展と社会的地位の向上を目的に強い意志を持って連帯し、民間最大の産業別組織であるUIゼンセン同盟のもと、日々活動を行っております。また現在においても地域社会に支持される企業および健全な産業をめざして日々労使で努力しているところです。

【パチンコ産業の偏った評価】一部の偏見的な認識による雇用不安と差別的扱いへの憤り
しかしながら、電力供給不足による計画停電に端を発したインターネット上でのパチンコ不要論や、過日の石原知事および猪瀬副知事の「営業したいなら真夜中のみ営業すればよい」または「昼間はクーラーを使うな」との発言は、私たちパチンコ産業への偏見的な認識や、産業の社会的な評価の低さを露呈しました。そのことはパチンコ産業に働く労働者の尊厳を傷つけました。一部の方々の発言が実行されれば、雇用機会も損失されるのではないかと、大きな危機感を抱いています。
また、差別的かつそこに働く者を鑑みない乱暴な意見に大変遺憾にしております。

【パチンコ産業の社会貢献】業界の現状と社会的責任の全う
現在のパチンコ産業は市場規模21兆650億円、遊技人口1,720万人(レジャー白書2010)、全国12,479店舗(2010年末警察庁資料)、パチンコホール法人税納税額1,648億円(一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会の類推値データ)、パチンコホール雇用人数333,230人(一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会の類推値データ)であり、地域振興や雇用の創出といった社会的責任を果たしながら一大娯楽産業に成長してきております。また、パチンコ部品ではIT産業への貢献として、これまで中小型液晶事業や尖端企業の新技術の成長などにも多大に寄与しており、IT産業を底辺で支えています。
東京電力管内のパチンコホールに働く労働者数は正確に公表されておりませんが、警察庁発表の都道府県別のパチンコホール数は、平成22年12月31日現在、1都7県(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県)で計4,203店舗あります。店舗規模は様々ですが1店舗あたり25~40名の労働者が就業しており、1店舗あたりの就業者数を30名として試算すると、東京電力管内のパチンコホールに働く労働者は約126,000名と考えられます。

【パチンコ業界の節電対策】業界経営者団体による対応
一方、パチンコ営業者5団体(全日本遊技事業協同組合連合会、社団法人日本遊技関連事業協会、一般社団法人日本遊技産業経営者同友会、一般社団法人余暇環境整備推進協議会、一般社団法人パチンコ・チェーンストア協会)では電力供給不足の事態を真摯に受け止め、他の産業に遅れを取ることなく節電に向けた取り組みを行っており、国の指導方針に沿うべく、従前から照明・空調等の節電の一層の徹底に加え、電力供給不足が予想される平成23年7月1日から9月30日まで、東京電力管内におけるパチンコホールは月3日以上(平日)の輪番休業を行う等、25%以上の電力削減を行うことを決議しております。
今後も労使一丸となり、一層の節電対策と雇用維持に努めて参ります。

【請願事項】
東京電力管内における約126,000名の労働者は、パチンコホールで勤労することにより収入を得て、生計を立てていることは事実であり、国民として消費活動並びに納税による社会的な責任を全うしております。
今後の政府の節電対策如何で、東京電力管内のパチンコホール営業そのものが行えない事態に発展すれば、中小パチンコホールをはじめとする多くの企業の存続危機と雇用不安の増大が懸念されます。
したがいまして、不規則な計画停電の中止はもとより、偏見による個別産業の休業をもたらす行動や、非社会的産業との喧伝に対する公平な判断をお願いいたします。
今後政府として節電対策を示されるにあたりましては、私たちパチンコ産業に働く労働者の存在にもご留意いただきますよう、お願い申し上げます。

以上

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左から UIゼンセン同盟 中村政策局長、川合議員、
UIゼンセン同盟 生活・総合産業部会 内堀事務局長、
マルハンユニオン松岡委員長、夢屋ユニオン住谷委員長、
ダイナムユニオン白戸委員長、間宮参事官

2011年5月11日 (水曜日)

新東名地区への訪問を行いました

5月10日(火)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市新東名地区を訪問しました。

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訪問日時:5月10日 16:30~17:30

実施内容:支援物資のお届け

水810本・野菜ジュース540本・チョコレート540個・栄養補助食品270食・半生菓子540個・パン270個

配布場所:「東松島市 新東名地区」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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■地域住民の皆様の声

「缶詰等があれば大変助かります。」(50歳代女性)

「水道は通るようになったけど、子供に飲ませるのはなんとなく心配です。ミネラルウォーターは大変有難いです。」(30歳代女性)

「小さい子供は煮沸しても水道水は飲ませられない。」(40歳代女性)

「食べ物は本当に有難いですが、年寄りばかりなので日持ちしないものだともったいなくなります。」(50歳代女性)

「いつもありがとうございます。助かります。」(40歳代女性)

いつもありがとうございます。ウチまで運んでもらってすみません。(50歳代女性)

これからはダイナムしか行けなくなるな。」(50歳代男性)

「こんなにたくさんもらっていいの?」(60歳代男性)

生活用品はひととおりあるけど、消耗品(食品も含む)は徐々に無くなっていく。消耗する日用品などは買いにいけない人もいるので助かると思う。」(40歳代女性)

■必要としているもの

缶詰の食料、大人用オムツ、ミネラルウォーター、炭酸飲料水、麦茶。」(50歳代女性)

トイレットペーパー、ティッシュなど生活消耗品。」(40歳代女性)

これから暑くなって汗をかくことが多くなると思うので、体を拭ける大判のウェットティッシュがあれば助かります。」(50歳代女性)

トイレットペーパー、ティッシュなど生活消耗品。」(40歳代女性)

■今回の訪問から

避難所とは異なり、自宅生活者ならではの意見が多数ありました。例えば、避難所では要望が少なくなっているトイレットペーパーやティッシュなどの生活消耗品を、自宅生活者の方々は必要とされていました。これは仮設住宅で生活されている方々のニーズにも近いと思われます。

また、先日5月9日に訪問した避難所と同様に、必要としているものが「夏用のもの」へ変化しています。飲料は野菜ジュースから「お茶、炭酸」に、衣料は長袖から「半袖」に、食料はチョコや甘いものから「冷やして食べるもの」を希望される声が多くなっています。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年5月10日 (火曜日)

避難所へ物資をお届けしました-東松島市コミュニティーセンター-

5月9日(月)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市コミュニティーセンターを訪問しました。

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訪問日時:5月9日 16:00~17:10

実施内容:支援物資のお届け

缶詰230個・野菜ジュース460本・レトルト食品230食・半生菓子230個・スナック菓子230袋・スウェット120着・男性用下着150着

配布場所:「東松島市コミュニティーセンター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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■地域住民の皆様の声

「食べ物は自衛隊が朝炊き出しをしてくれるので温かいものも食べれます。」(60歳代男性)

「いつオープンできるの?早くオープンして欲しいね。」(50歳代男性)

「スウェットはとても嬉しい。でも灰色ではなくて紺色は無いの?」(20歳代女性)

「今日のスウェットをいただけたことは夜も温かく過ごせるので大変有難く思います。」(60歳代男性)

スウェットをお配りしたとき、最初は「何に使うの?という反応でしたが、「寝巻きにも使えますよ」とお答えすると、とっても喜んでいただけました。(70歳代女性)

夜はお弁当が配られるので食事には殆ど困らなくなりました。」(60歳代男性)

「今一番気をつけている事は病気にならないことです。」(60歳代男性)

東松島市コミュニティーセンター管理者の方より
「いつもありがとうございます。このセンターも食料品はかなり充実してきました。仮設住宅の建設が徐々に進んでいる
ので、この避難所も人数が少し減ってきました。」

■必要としているもの

スウェットが主人の分も欲しかった」(50歳代女性)

下着が男性ものなので主人用としては大変助かります。でも女性用もあったら、なおうれしいねー」(30歳代女性)

スウェットシャツ以外の衣類は無いの?」(50歳代男性)

■今回の訪問から

東松島市コミュニティーセンターは、約3週間ぶりの訪問でした。前回訪問した4月19日に避難者は約230名いらっしゃいましたが、今回の訪問では190名でした。仮設住宅が進んでおり、避難者が徐々に移っている状況でした。

物資のニーズは食料品からその他のものに移行しています。今回の訪問から「主食は十分」「お菓子の供給が他からある」などの声がありました。それとは対照的に、今回お届けしたスウェットはかなりニーズが高く120着では不足してしまいました。普段着のまま寝る方、中古の衣類でまかなっている方が多く、また、食料品と違って他からの配布がない状況でしたので、スウェットのお届けはとても喜んでいただけました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年5月 9日 (月曜日)

名取市内の避難所を訪問しました

5月6日(金)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、名取市内の避難所3ヶ所(名取市文化会館、増田中学校、下増田小学校)への支援物資のお届けを実施いたしました。

これらの避難所は、すべて、ダイナム店舗である信頼の森 名取美田園店の近隣に位置しています。

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≪名取市文化会館≫

配布日時:5日6日 11:20~11:50

配布内容:缶詰320個・野菜ジュース640本・栄養補助食品320食・半生菓子320個 ・スナック菓子320袋

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≪増田中学校≫

配布日時:5日6日 12:00~12:15

配布内容:缶詰70個・野菜ジュース140本・栄養補助食品70食・半生菓子70個 ・スナック菓子70袋

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≪下増田小学校≫

配布日時:5日6日 12:20~12:30

配布内容:缶詰50個・野菜ジュース100本・栄養補助食品50食・半生菓子50個 ・スナック菓子50袋

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<名取市文化会館>                        <下増田小学校>
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■避難所の皆様の声

「昼間にいない人の分まで支援物資を頂きありがとうございます。みんなは仕事や学校に行っています。」(60歳代男性)

「近くにコンビニもあり、たいていの日用品は揃えることが出来ますが、このように定期的に来ていただいてうれしいです。」(40歳代女性)

「これから暑くなるので、冷たい飲み物が欲しくなると思います。」(50歳代女性)

「歳をとっているので、お菓子は柔らかいものがいい。」(70歳代女性)

「レトルトカレーとかはうれしいです。中華丼とかハヤシライスとかもいいかも。」(30歳代女性)

「お菓子もいろいろあって助かります。どちらかというとしょっぱいものがいいです。」(60歳代女性)

名取市文化会館事務局の方より(大分県職員)
「私は大分県から4/30から5/15まで避難所の管理業務のために来ています。私の回で3陣目になります。こちらの避難所の方々は仮設住宅への入居が5/3から開始され、5月末か6月までには全員の方が仮設住宅に移られる予定です。物資については、食品・お菓子・水は足りています。ちょっとした生活用品(爪切りなど)が足りていません。また、食事は弁当など脂っこいものが多いので、野菜類が欲しいと思います。

■今回の訪問から                                    

下増田小学校では、敷地内にある別棟で授業が始まっていました。

震災から2ヶ月近くが経過し、気候も暖かくなり始めた中で、最近は、避難所の皆様より、野菜や果物などの生鮮食品や生菓子などのご要望をいただくようになりました。そういった食品は、鮮度管理や調達ルートの関係上、弊社ではご要望にお応えすることが難しい状況であり、大変心苦しく思っております。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

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