個人参加型ボランティア活動について
東日本大震災から5カ月が経った現在も、被災地ではまだまだ支援の手を必要としている状況です。ダイナムでは総務部に被災地支援担当を設置し、継続的な支援活動に取り組んでいます。
ダイナムでは従業員に対して、個人の休日(所定休日と有給休暇)を利用して、ボランティア団体が募集するボランティア活動に参加することを呼びかけています。
会社のサポートとしては、ボランティア活動に関わる宿泊費、ボランティア先までの交通費を会社が負担し、従業員がボランティア活動に参加しやすい仕組みを設けています。
★★ダイナム従業員がボランティアに参加★★
8月5日(金)より、仙台市のボランティア団体が主催するボランティア活動(2泊3日)に、ダイナム従業員6名が参加しました。
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活動日: 8月5日~8月7日(2泊3日)
活動場所: 東松島ボランティアセンター 東名地区サテライト(東名地区)
東松島ボランティアセンター 長音寺サテライト(野蒜地区)
参加人数: 6名
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■活動内容
①個人宅の清掃
家主様の指示を受けながら、床下泥かき、床や壁を剥がしたあとの釘抜き、粗大ゴミの搬出・廃棄、家具の搬出搬入、家の周囲の清掃を行いました。
②長音寺の草むしり
5カ月ほど手付かずだった土地の草むしりを行いました。
③土嚢詰め作業
道路などに落ちているブロック塀の残骸を、土嚢に詰める作業を行いました。
■参加者の声
・最近のメディア等、被災地の情報が少なくなっている中、被災地の状況は復旧、復興への道はまだまだ遠く、人の支援が必要と感じました。
・今回で3回目のボランティアになるのですが、いまだに地域によって人手の数が足りずに復旧が遅れているところがある事を知り、これからも継続的なボランティアの必要性を強く感じました。一つひとつの小さな力が被災地の復旧・復興に繋がっています。被災地の現状を自分の目や肌で知ってもらいたいと思います。これからもボランティア活動に参加させていたただきたいと思います。
・報道の数は減りましたが、震災の復興はまだまだこれからです。実際に現場を目で見ることができ、微力ながら住んでる方々へ協力できて良かったです。
・一人ひとりの力は微力ですが、たくさん集まれば大きな力となって困難も解決できると感じました。もっと多くの従業員に参加して欲しいと思います。
・現地に入って余りの悲惨さに自分の想像とのギャップを感じました。最愛の人、ペット、家を一瞬にして無くしながらも、懸命に立ち上がろうとする被災者の方へ、出来る限りの支援をするにはボランティア活動を通じてお役に立つ事だと思います。今回参加して、微力ながら作業できた事が嬉しかったです。
・被災者を支援するために参加しましたが、支援活動は想像以上に力仕事が多く、しっかりとした心構えをもって準備をすればよかったと思いました。ただ、ボランティア活動によって被災者の方の家が、少しずつ元に戻っていくのを目の当たりにすると、ボランティアをしてよかったと思います。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行なってまいります。