« 2011年5月 | メイン | 2011年7月 »

2011年6月 7日 (火曜日)

立沼地区への訪問を行いました

6月6日(月)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市の立沼地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は、今回で3回目となります。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

訪問日時:6月6日 16:45~17:30

実施内容:物資のお届け

水300本・野菜ジュース・300本・缶詰300個(肉・魚)・スナック菓子150袋・レトルト食品150食

配布場所:「東松島市立沼地区センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg4509 Cimg4514                                       たくさんの支援物資を並べて皆様をお迎えします。

■地域住民の皆様の声

「家の1階部分が被害に遭って、まともに食事の準備ができないので支援物資は助かります。」(60歳代女性)

「また来てくれたの?いつもありがとう。」(40歳代女性)

「こんなに貰ってもいいんですか?ありがとうございます。」(10代女性)

(「どちらから?」の質問に「ダイナムです」と答えると)「いつも、すまないねぇ。ほんと助かります。ありがとうございます。」(60歳代女性)

(矢本店に異動してきたばかりのスタッフが同じ石巻市大曲地区出身と知り)「同じ郷土出身の人と話せて嬉しい。」(80歳代女性)

(福島原発事故の影響で原町市から燕市へ避難されてきた方々にダイナム燕店のスタッフが物資支援をしていることを知り)「素晴らしいですね。ぜひ、続けて欲しい。」(70歳代女性)

「仕事が欲しい。津波で畑がダメになって当分農業ができなくなったんだよ。」(60歳代男性)

「カボチャの煮物や青菜の煮付けなどのおかずがあれば助かります。スーパーは車で30分以上かかるので、買いにいけないから。」(60歳代女性)

「調味料がほしいです。ポン酢や味噌など、スーパーが遠いので、もしいただけるのなら助かります。」(80歳代女性)

「生活用品(洗剤など)はいくらあっても困りません。住居用の掃除用具も足りないです。」(40歳代女性)

「あんこを久しく食べていません。無理かもしれないけど、もらえると嬉しいです。」(70歳代女性)

「まだまだ生きるのに必要な食糧や飲料にも困っています。」(40歳代女性)

「コーヒーが飲みたい。」(40歳代女性)

(ダイナム矢本店が今月中の開店に向けて準備をしている事を伝えると)「オープンしたらぜひ遊びにいきます。」(50歳代男性)

■今回の訪問から

生活に必要なものとして、ペットフードや洗濯洗剤、トイレットペーパーなどの物資のご要望もありました。

避難所が復興に伴い統廃合が進む中、こうした半壊住宅の地域では、食品や飲料、生活用品など、津波により車が流されて買いにもいけないという事情もあり、立沼地区のように、まだまだ十分手に入る状況にない地区もあるということが改めてわかりました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年6月 6日 (月曜日)

再開店の声が届きました!-ダイナム古川店より-

東日本大震災の影響により営業を休止していた、ダイナム古川店(宮城県)が約3ヵ月ぶりの6月3日(金)に再開いたしました。現場より再開を迎えての声が届いておりますので、ご紹介いたします。

■古川店より、皆様へ    

営業再開前は、お客様より、「早く開けてくれ!」「待ってるからね」など、暖かいお言葉をいただき、皆様に元気を与える場所で働く者として、逆にたくさんの元気を頂きました。   

たくさんの本部の担当者の人たちや工事をして頂いた業者様の協力により店舗がみるみるうちに修繕されてゆく姿を見て、古川店の従業員が一丸となって開店の日に向かって頑張る事ができました。

開店前の全体ミーティングでは、全員で「頑張るぞー!」と声高らかに。当日は誰一人疲れを見せず、元気と笑顔で乗り切る事ができました。

この3ヵ月を通して、たくさんの方に支えられ、ダイナム古川店が地域の中で必要としていただいていることを実感しました。ご来店して頂けるたくさんの方に最高のサービスを提供できる店舗として社会に貢献してまいります。   

1 1_3    

引き続きお客様のご愛顧を賜りますよう、お願いいたします。   

【東日本大震災】当社の状況について(6月6日8:30現在)

3月11日発生の東日本大震災による影響についてお知らせいたします。【毎週月曜日更新】

■営業休止店舗(合計3店舗)

矢本店、白河店、原町店

■安否未確認者数

宮城県 : 1名(ダイナム)

現在休止している店舗につきましては復興作業を進めています。再開につきましては、改めてお知らせいたします。

2011年6月 4日 (土曜日)

小野市民センターへの訪問を行いました

6月3日(金)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援、および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市小野市民センターを訪問しました。小野市民センターへの訪問は今回で4回目となります。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

訪問日時 : 6月3日(金) 11:30~13:00

実施内容 : 物資のお届け

水360本、野菜ジュース360本、缶詰(肉類)180個、缶詰(魚類)180個、ポテトチップス180個、男性用靴下55足、女性用靴下77足、男児用靴下25足、女児用靴下11足

配布場所 : 東松島市 小野市民センター ※ダイナム矢本店近隣避難所

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg4507 Cimg45041

■地域住民の皆様の声

「この避難所を出たらダイナムへ行って遊ばないとな。」(60歳代男性)

「最初はおにぎり1個を三人で食べていたけど、今は普通に食べられるようになったんだよ。」(40歳代女性)

「仮設住宅の抽選に当選はしたけど、仮設住宅の補修が終わっていないためにまだ移れない人もいるんですよ。」(60歳代女性)

「身体ひとつで避難し、政府が未だ支援金を支給してくれない中での物資支援は大変助かります。」(60歳代女性)

「何度も訪問してくれてありがとうございます。」(70歳代女性)

「好きなデザインの靴下を選んでいいですか?」(10歳代女性)

■今回の訪問から

小野市民センターへの訪問は今回で4回目となります。今回は残念ながら多くの方が入浴のために留守にしておられましたが、留守番をされていた方が外出されている人数を丁寧に説明してくださり、支援物資を漏れなく提供させていただくことができました。

今回の訪問では、女性の方々より衣料品関係の要望が出ました。肌着パンツやTシャツ、キャミソールなどの要望です。冬用の衣類は支援がありましたが、夏用が不足している状況でした。また、夏用の布団の要望もありました。現在使われているのは日本赤十字社からの毛布のみで、タオルケットが欲しいといった要望です。これは東松山市役所からの情報と同様に、避難所共通の要望としてあるようです。小野市民センター事務局からは、洗剤の要望がありました。洗剤の消費が激しく、梅雨という時期的な観点から、除菌効果のある食器用洗剤が欲しいといった要望でした。

ダイナムグループは、今後も引き続き訪問を行い、避難所の方々と直接コミュニケーションをはかり、速効性のある支援活動を継続してまいります。

2011年6月 3日 (金曜日)

中屋敷地区への訪問を行いました

6月2日(木)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、石巻市中屋敷地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は今回で2回目となります。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

訪問日時:6月2日 11:30~13:00

実施内容:支援物資のお届け

水250本・野菜ジュース500本・缶詰(肉類)500個・缶詰(魚類)500個・あんみつ500個・酵母パン250個・レトルト食品250食

配布場所:「石巻市 中屋敷地区」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg4497 Cimg4501 Cimg4500                                       ご自宅まで物資を運びながら、地域住民の方と会話をする支援チームスタッフ。

                                                                                                                                        ■地域住民の皆様の声

「この地区は、支援のペースがまちまちなので、来てくれて嬉しいです。」(70歳代男性)

「行政からの支援がない地域で、自衛隊による支援も頻度が少ないので、とても助かります。」(60歳代女性)

「津波のときは、住宅のエアコンの高さまで水が押し寄せて大変でした。来てくれるだけでも嬉しいです。」(50歳代男性)

「今日は、どちらから来たの?〔ダイナムですとお答えすると〕いつオープンするの?それならおじいちゃんに伝えておきますよ。」(40歳代女性)

「水道は出るようになったけど、電気はまだだから親戚のところにいるのよ。」(40歳代女性)

「ハエが大量に発生しているので、ハエ取りリボンとか殺虫剤が欲しいです。」(50歳代女性、ほか)

「津波以来、水が怖くなってしまいました。ウェットティッシュがあると助かります。」(60歳代男性)

「欲しいものは下着と肌着。津波で全部流されてしまいましたから。」(70歳代男性)

「離乳食、粉ミルク、オムツのLサイズが欲しいです。」(20歳代女性、ほか)

■今回の訪問から

中屋敷地区は行政からの支援がない地域です。当日はボランティア2団体が訪問し、カレーの炊き出しなどを行なっていました。

悪臭や害虫の問題など、津波被害による衛生環境の課題も未だ残っています。その中で、行政からのマスクの支給が滞っているという情報を得、弊社支援チームでは、次回訪問時にマスクをお持ちするほか、対策に必要な物資についても検討することといたします。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

営業再開のお知らせ

ダイナム古川店が本日再開しますことをお知らせいたします。

-------------------------------------------------------------------------------------------

■6月3日(金)12:00 開店

  ダイナム 古川店 ゆったり館 (宮城県大崎市

-------------------------------------------------------------------------------------------

再開後の状況につきましての詳細は、改めてお知らせいたします。

■営業休止店舗は残り3店舗となりました。

 矢本店、白河店、原町店

※現在休止している店舗につきましても、再開に向けて取り組んでおります。

2011年6月 2日 (木曜日)

上納地区への訪問を行いました

6月1日(水)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市の上納地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は、先週に続き、今回で2回目となります。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

訪問日時:6月1日 12:00~13:30

実施内容:物資のお届け

水150本・野菜ジュース・300本・缶詰(肉・魚)600個・どらやき150個・カップ麺150個・レトルト食品300食・子供用靴下340足・婦人靴下190足・男性用靴下100足・子供用肌着・下着306枚・女性用シャツ80枚・女性用肌着・下着150枚

配布場所:「東松島市上納地区センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg4477 Cimg4482                                                                              晴天の下、たくさんの方が訪れた上納地区センター

Cimg4469 Cimg4473                            下着類に人気が集まりました

■地域住民の皆様の声

「家が全壊しちゃったけど、かろうじて二階に住めるようになったのよ。」(50歳代女性)

「家で大工さんを待っていてなかなか物資を取りに来ることができず、やっと来たら物が少なかったです。」(50歳代女性)

「女性用下着を配っていたのが女性スタッフだったので、貰いやすかったです。」(20代女性)

「おじいちゃんが入院していて、退院したら一緒にパチンコをしに行きたいな。」(60歳代女性)

■今回の訪問から

今回も、物資のお届けをお知らせする手段として、拡声器を使って地域に呼びかけを行いました。ダイナムによる支援を今回初めて知ったという方も多数いらっしゃいました。

行政から支援がある地域では共通のカゴが用意されているところもありますが、こちらの地区ではそれがなく、物資を持ち帰るにあたり、ゴミ袋で持って帰られる方が多かったようです。

また、今回は下着類を合計1000枚以上お持ちしたのですが、お受け取りにあたってのルール決めをしていなかったため、足りなくなってしまうケースが発生してしまいました。

住民の皆様から、このような配布方法についてのご意見もいただくことができ、今後の支援活動に活かしていきたいと考えております。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年6月 1日 (水曜日)

ダイナム従業員ボランティア活動の続報です

弊社従業員が参加している日本労働組合総連合会の被災地支援ボランティアについて、第3陣が活動に参加しましたので、参加した従業員の声や現地の状況をご紹介します。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

活動期間:5月20日~5月26日(第3陣)

実施内容:個人宅の周囲および庭の泥の清掃・側溝の泥出し・海水が入り込んだ田畑からの土砂搬出・仮設住宅への支援物資搬入、避難所の運営作業、など

活動場所:岩手県宮古市

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2011520_055 2011520_080

今回は、ダイナムユニオンより5名の組合員が参加しました。合計では、UIゼンセン同盟から41名、その他産業組合の方々を合わせ、総勢50名を超える参加人数でした。

以下は、参加した組合員からのレポートです。

主な内容は前回、前々回と同様ですが、依頼される作業などから、最大規模であるこの連合ボランティア部隊への期待を感じました。

住宅の家主の方や商店街の方と会話をする中で、皆様復興に向けての努力をされていますが、個人や家族単位ではとても力が及ばない中、毎週多くのボランティアが継続的に派遣されることに感謝されていました。

地元ボランティアの方も、ご自身が家を流され、仕事を失ったにもかかわらず、しかし自分が育った土地だからと、20歳代の方中心に毎日作業に参加されているとのことでした。

宮古市の住民の方の多くは第一次産業に従事されており、現在は失業状態のため、今後課題が大きくなるようです。

震災から時が過ぎ、各地で復興が進むにつれ、そういった状況が未だあることすら忘れられそうになっている---そういった実態を支援に参加した方から伝えて欲しい、との声をいただいたそうです。

被災地から一生懸命伝えようとしても、被害者が大げさに言っているように受け止められてしまうかもしれないから、と。

ボランティア活動に参加し、一人ひとりの力は微力ですが、被災地の力になることを継続していくことは可能であると感じました。これからは、一人でも多くの人に活動への興味を持って頂く為、ここでの体験を伝えていきます。

最後に一緒に活動に参加したメンバー、快く送り出してくださった会社、店舗の方々に感謝いたします。ありがとうございました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ボランティア活動については、今後も続報が入りましたら、お知らせしていきます。

新東名地区への訪問を行いました

5月31日(火)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市新東名地区を訪問しました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

訪問日時:5月31日 16:00~18:00

実施内容:支援物資のお届け

水900本・野菜ジュース300本・どらやき300個・缶詰(肉・魚類)600個・せんべい300枚・レトルト食品300食・下着

配布場所:「東松島市 新東名地区」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg4460 Cimg4457 Cimg4459                                         支援チームメンバーがご自宅まで物資をお持ちするのを手伝う場面も                                                                                                                             

■地域住民の皆様の声

「矢本店はいつ営業再開するの?営業が始まったら、来なくなっちゃうの?」(40歳代男性)

「今回の支援は、どちらから?もしかしてダイナムさん?もう7、8回もらっているよ。いつもいつもありがとう。」(50歳代男性)

「昨日は台風で、この道も、膝まで水がきて大変だったよ。側溝が見えなくなって、水浸しになった。」(50歳代男性)

「水道水は以前から飲んではいなかったけれど、昨日の台風で臭くなってさらに飲めないのよ。」(60歳代女性)

「車がなくて不便だよ。本当は二台欲しいけど、一台しか買えないのよ。」(60歳代女性)

「近くに病院がなくて、避難所から戻って来られない人もいるのよ。」(60歳代女性)

「水以外の飲み物や、お茶が欲しいです。」(50歳代女性)

「(レトルト食品は)カレーより、牛丼・中華丼の方がいいです。」(40歳代女性)

「以前もらったあんみつがうれしかったです。すぐに食べられるような物はうれしい。チョコレートなどがあるととてもいいです。」(40歳代女性)

「いつも話を聞いてもらえるだけで心のモヤモヤが晴れていく気がするわ。」(50歳代女性)

■今回の訪問から

ダイナムからこちらの地区への支援は今回で7回目ですが、毎週火曜日の訪問が定着しつつあり、特にご案内を行わなくても、支援物資のお届けの際にお集まりいただけるようになってきました。住民の皆様と、支援活動に参加する矢本店の従業員とのコミュニケーションも浸透している様子がうかがえました。

飲料水に関しては、一部浄水器を設置したというお宅もあるようですが、天候により臭いが発生する事からいまだに需要がある状況です。また、お茶など、水以外の飲料の需要も高まってきていることから、生活に少しずつ余裕が生まれているように感じられました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

ダイナムのホームページ