ダイナム従業員ボランティア活動の続報です
弊社従業員が参加している日本労働組合総連合会の被災地支援ボランティアについて、第3陣が活動に参加しましたので、参加した従業員の声や現地の状況をご紹介します。
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活動期間:5月20日~5月26日(第3陣)
実施内容:個人宅の周囲および庭の泥の清掃・側溝の泥出し・海水が入り込んだ田畑からの土砂搬出・仮設住宅への支援物資搬入、避難所の運営作業、など
活動場所:岩手県宮古市
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今回は、ダイナムユニオンより5名の組合員が参加しました。合計では、UIゼンセン同盟から41名、その他産業組合の方々を合わせ、総勢50名を超える参加人数でした。
以下は、参加した組合員からのレポートです。
主な内容は前回、前々回と同様ですが、依頼される作業などから、最大規模であるこの連合ボランティア部隊への期待を感じました。
住宅の家主の方や商店街の方と会話をする中で、皆様復興に向けての努力をされていますが、個人や家族単位ではとても力が及ばない中、毎週多くのボランティアが継続的に派遣されることに感謝されていました。
地元ボランティアの方も、ご自身が家を流され、仕事を失ったにもかかわらず、しかし自分が育った土地だからと、20歳代の方中心に毎日作業に参加されているとのことでした。
宮古市の住民の方の多くは第一次産業に従事されており、現在は失業状態のため、今後課題が大きくなるようです。
震災から時が過ぎ、各地で復興が進むにつれ、そういった状況が未だあることすら忘れられそうになっている---そういった実態を支援に参加した方から伝えて欲しい、との声をいただいたそうです。
被災地から一生懸命伝えようとしても、被害者が大げさに言っているように受け止められてしまうかもしれないから、と。
ボランティア活動に参加し、一人ひとりの力は微力ですが、被災地の力になることを継続していくことは可能であると感じました。これからは、一人でも多くの人に活動への興味を持って頂く為、ここでの体験を伝えていきます。
最後に一緒に活動に参加したメンバー、快く送り出してくださった会社、店舗の方々に感謝いたします。ありがとうございました。
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ボランティア活動については、今後も続報が入りましたら、お知らせしていきます。