上納地区への訪問を行いました
6月22日(水)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市の上納地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は、先週に続き、今回で5回目となります。
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訪問日時:6月22日 12:45~13:30
実施内容:物資のお届け
水600本・野菜ジュース600本・缶詰600缶・レトルト食品300食
配布場所:「東松島市上納地区センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 夏日の空の下、たくさんの方にお集まりいただきました。
■地域住民の皆様の声
「ここに支援物資を運んでくれるのはダイナムさんだけよ。車が津波で流されてしまって買い物ができないの。行っても、スーパーはとても価格が高い状況です。」(30歳代女性)
「物資の供給が全くないので助かっています。最近は弁当もないのでインスタントばかりです。」(50歳代女性)
「1階は修理中なので2階で暮らしています。台所が直るまで料理ができないので我慢しています。」(40歳代女性)
「今はどこの家も外から見ると何でもないように見えるけど、中はひどい状況よ。」(60歳代女性)
「やっと仮設住宅への入居が決まりました。でも、主人の会社の給料も下がるし、とてもたいへんな状況よ。」(50歳代女性)
「家で蟻が大量に発生して困っているわ。」(50歳代女性)
「全部流されちゃって、テントで生活しているよ。物資は助かります。」(50歳代男性)
「殺虫剤が欲しいです。」(50歳代女性)
「夏なので、水は助かります。あとはアイスノンやアイスコーヒー、殺虫剤、蚊取線香を頂きたいわ。」(40歳代女性)
「子供がいないからお菓子はなくていいわ。」(50歳代女性)
■今回の訪問から
この日は30度を超える気温の中、30分以上前からお集まり頂いたため、予定時間を早めて支援物資をお渡ししました。ダイナムによる支援が浸透しているようで、少し離れた地区からもお集まり頂いている状況です。
害虫の発生や、インフラ・住宅事情など、現在の被災地における問題を、生の声としてお聞きすることができました。
必要なものとして、かつおぶし、ゴム手袋、傘、調味料、スコップ、米、長靴などが挙がりました。また、下着類は、前回、その前とお持ちしましたが、まだまだ不足しているということです。また、他の地区と違い、行政からのお弁当の支給などがないため、レトルトカレーは非常に喜ばれていました。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。