« 避難所へ物資をお届けしました-上町学習等供用施設- | メイン | 野蒜駅裏地区への訪問を行いました »

2011年5月 4日 (水曜日)

新東名地区の皆様へ物資をお届けしました

5月3日(火)、被災地域復興への取り組みの一環として、東松島市 新東名地区への支援物資のお届けを実施いたしました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

配布日時:5月3日 16:40~17:40

配布内容:缶詰540個・野菜ジュース540本・水710本・栄養補助食品270食・半生菓子270個・せんべい270枚・チョコレート270個・男性用下着200着・女性用下着200着・男性用靴下200足・女性用靴下200足・男児下着50着・女児下着50着・子供用靴下50足

配布場所:「東松島市 新東名地区」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

Cimg4270 Cimg4271                                            今回で3回目の訪問となる新東名地区。いまだに津波により発生した災害ごみが線路の上にそのままの状態になっています。

■地域住民の皆様の声

「家には何もありません。(物資の配布を受けられる)この時間だけが頼りです。電気は通っていても、電化製品が津波で全て壊れてしまい使えない状態です。」(60歳代女性)

「こんなにもらっていいの?食べ切れません。ダイナムの前通るたびに頭下げないと。」(50歳代男性

 「本当に欲しいのは冷蔵庫などの便利なものだけれど、全て津波で流されてゼロになってしまったのは、神様が昔のように謙虚になりなさいと言っているような気がする。今日みたいに物をいただけるだけで有難い。贅沢は言いません。」(70歳代女性)

「車が流されてしまって、バスも1時間に1本しかでないので、買出しにも、病院にもいけない状況です。体調を崩したらどうなってしまうのか、不安です。」(60歳代女性)

「代表してお礼申し上げます。皆喜んでました。この辺りは津波で180センチ以上が浸水し、車が全てだめになりました。近所の商店も全部津波の被害にあり営業していないので、買い物に行くとなれば矢本のヨークまで行かなければなりませんが、高齢者にとっては遠くて行くことが難しい状況ですので本当に助かります。名前も名乗らない怪しい人も訪れることがある中で、これほどの量の物資を支援して頂きダイナムはすごい会社だと感謝しております。」(小山保険事務所の方)

■必要としているもの

今、足りないもの・必要としているものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。

男性用下着の大きめのサイズが欲しい。」(40歳代男性)

「買い出しに行っても男性用の下着は十分売っているけれど、女性のものがあまり売ってないので、Lなど大き目のサイズが欲しいです。」(50歳代女性)

スウェットが欲しいです」。(40歳代男性)

タオルが欲しいです。」(80歳代男性)

「今困っていることは飲料水です。水道は出るのですが臭うので口にはできません。」(40歳代女性)

■今回の訪問から

震災から約2ヶ月ほど経過しましたが、この地域に関しては復興が十分進んでおらず、住民の皆様はいまだ不便な生活を強いられているようです。特に、最も重要なインフラである水道が完全には元通りになっていないこと、津波によって家電用品が使用できなくなり、洗濯ができないせいか、現状、肌着などの衣類へのニーズが大きいことがうかがえました。

そのような状況の中、「ダイナム(矢本店)はいつ開店できるの?早く開店出来るといいですね。」と、ダイナム店舗の状況を気に掛けてくださる方もいらっしゃいました。また、ダイナムさんは何曜日に物資を持ってきてくれるの?その日は物資を運べるように車で来ないとね。」といったようにダイナムからの支援物資を楽しみにしてくださる声もたくさんいただき、大変な励みになりました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

ダイナムのホームページ