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2011年5月18日 (水曜日)

新東名地区への訪問を行いました

5月17日(火)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市新東名地区を訪問しました。

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訪問日時:5月17日 16:45~17:45

実施内容:支援物資のお届け

水810本・野菜ジュース540本・缶詰270個・チョコレート270個・スナック菓子270袋

配布場所:「東松島市 新東名地区」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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097 Cimg4378 114                           新東名地区への訪問は今回が5回目。この日も行方不明者の捜索や瓦礫の撤去作業が行われていました。                                                                                                                                   

■地域住民の皆様の声

「水道水は飲料としてはまだ怖いので、飲料水はありがたいです。」(多数)

「県外も含めるともっと大変な方がいらっしゃいます。それを思うと今の状況ですら恵まれていると思います。」(40歳代男性)

「今週末に地域で対策会議を行います。梅雨の時期になり、食中毒のことも気にしなければいけませんから。お弁当の支給も再考が必要かもしれません。」(50歳代男性)

「明日ここで洗濯機4台の抽選会があるの。」(50歳代女性)(※恐らく寄付などで届いたものを、抽選で配布するものと思われます。)

「新東名地区でも170名の方が行方不明となっていて、今も捜索中です。」(60歳代男性)

行政からの弁当とかおにぎりを受け取らない方もいるけど、ダイナムさんが持ってきてくれるものは、みんな持ち帰っているようですよ(40歳代女性)

■今回の訪問から

電気、ガス、水道はほぼ復旧しているようですが、、水道水は飲料用としてはいまだに不安があることから、飲料用の水が必要とされています。

近くの河川では、十数メートル範囲ごとに水抜きや塞き止めが行われており、行方不明の方の捜索がされている状況です。

インフラ復旧をはじめとする復興が進むのにあわせ、自宅に戻られる住民の方が増えてきており、4月中旬に訪問した際よりさらに40名あまりの方がこちらの地区に戻られています。そのため、行政などから給付される物資が足りない状況も発生しており、ご近所同士譲り合われて対応しているようです。今回、ダイナムがお届けした物資も、皆様全員に均等には行き渡っていない可能性も高いため、本日18日に改めて不足が予想される分をお届けにあがります。

なお、この日は、前日に訪問を行った避難所、上町学習等供用施設へ、数が足りずお渡しできなかった下着類をお届けしました。粉ミルク、おむつに対してもニーズがあった為、予備として車載してあったものをお渡ししてきました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

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