避難所へ物資をお届けしました-南郷体育館-
4月28日(木)、被災地域復興への取り組みの一環として、地域の方々とのコミュニケーションを図る為、宮城県美里町の南郷体育館への支援物資のお届けを実施いたしました。南郷体育館へ支援物資をお届けするのは初めてです。
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配布日時:4日28日 16:00 ~16:30
配布内容:缶詰177個・酵母パン177個・野菜ジュース354本・栄養補助食品177食・おしぼり177個
配布場所:「南郷体育館」 ※ダイナム小牛田店近隣避難所
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■避難所の皆様の声
たくさんのありがとうの声とともに矢本店や古川店に対する励ましの言葉もいただきました。
<体育館の壁面に力強い想いが掲げられています。>

「支援物資ありがとうございます。非常に助かります。仮設住宅に入居できれば必要なものもお伝えできると思いますが、今は3食いただけていますので、さしあたり必要なものはありません。お気遣いありがとうございます。」(70歳代女性)
「避難所の生活はどうしてもストレスが溜まるのでダイナムさんで仮設のパチンコホールを避難所に作ってくださいよ。(笑)
「矢本店・古川店を出来るだけ早く復旧させてください!遊びに行きます。」
今、足りないもの・必要としているものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。
「(9ヶ月の赤ちゃんを抱きかかえ)子供の離乳食が不足しています。また、これから暑くなるのでウチワと汗を拭くためのバスタオルがあると嬉しいです。」(20歳代女性)
「足が不自由なので靴と車椅子がほしいです。」(60歳代男性)
「履物が欲しいです。スニーカーは頂けたのですが日常生活にはサンダルのほうが役に立ちます。特に砂が入るのでつま先が全部覆われているタイプのサンダルが欲しいです。」(30歳代女性)
「家族5人でひとつのバケツを使って顔を洗っています。特に朝は忙しいので、もう一つバケツがあるとありがたいです。」(70歳代女性)
「生活物資や洋服の整理整頓のための衣装ケースが欲しいです。現状はダンボールで分けている状態なので、衛生面に不安があります。(30歳代女性)
■今回の訪問から
<体育館内の様子>
市の職員の方から「ぜひ訪問して欲しい」という依頼があり、早速「南郷体育館」にお届けしました。避難されているのは、住宅が全壊してしまった東松島市民の方々です。体育館では14の班分けになっていて、各班のスペースをダンボールで仕切って生活されています。お子さんが多く生活されている避難所ということもあり、訪問時も大人たちが子供たちのためにダンボールを重ねて「すべり台」を作っていたり、設置されているテレビに集まってみんなで見ていたりと、今ある環境の中でも少しでも快適な生活が出来るよう努められていました。
■お届けした従業員からのコメント
食料・飲料は備蓄されている様子がうかがえました。お子さん向けの甘いお菓子はありましたが、「大人向けの塩気のあるお菓子を食べたい」というお話しを頂いたので、早速せんべいやポテトチップスを手配しようと思います。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。