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2011年4月26日 (火曜日)

避難所へ物資をお届けしました-大塩市民センター-

4月25日(月)、大塩市民センターへ物資をお届けしましたので、お知らせいたします。

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配布日時:4日25日 16:30~17:30

配布内容:物干し竿(物干し台) 5本・缶詰(鯖缶・焼き鳥缶等) 250個・栄養補助食品 250食・野菜ジュース 500本・酵母パン 250個・おしぼり 250個

配布場所:宮城県東松島市「大塩市民センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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Cimg4196 Cimg4198_2                                                                                            食品をお届けするとともに、駐車場へ物干し台を設置しました。東松島市はちょうど桜の季節でした。

こちらの避難所へは、先週18日に引き続き、2度目の訪問となります。前回ご要望をいただいた物干し竿をお持ちしました。

■避難所の皆様の声

避難所の皆様から、たくさんのお礼の言葉をいただきました。また、弊社従業員との会話を通して、避難所の皆様の生活の様子をうかがうことができました。

今日は物干し竿を持ってきてくれて、ありがとうね。 洗濯後は今までは館内に干したり、駐車場のフェンスに干していたの。でも、ちゃんと乾かなかったり、風で飛ばされて困っていたのよ。物干し竿を持ってきてくれたおかげで、しっかり洗濯物が干せるので、助かります。ありがとう。避難所には洗濯機が2台しかなく、順番がなかなか回ってこなくて…空きがあるときに記帳して自由に使えるよう提案した結果、許可が出たので、夕方だけど、洗濯しているのよ。」 (50歳代女性)

「どこの人?ダイナムさん?以前も持ってきてくれて、今回で確か2回目だよね。本当に助かってます。ダイナムさんや自衛隊の人たちが頑張ってくれているので、いつまでも落ち込んでいるのではなく、元気を出さないとね。」 (60歳代女性)

「避難所生活は、やはり窮屈です。常に人目があるので、精神的に落ち着かないです。本当はお酒を飲みたいところだけど、人の目を気にして、飲まないでいます。早く自由にお酒が飲めるようになりたいです。」(60歳代男性)

「色々な人が遊んでくれて楽しいよ。駐車場が大きいので、キャッチボールなどができて、体は動かせるよ。テレビがないのが寂しいかな。」 (10才男児)

「赤ん坊がいるので、急に泣き出した時に困ります。周りの人は理解してくれているので、許してくれるけど、やっぱり悪いなと気が引けてします。」 (30歳代女性)

■今必要なもの

今、足りないもの・困っているものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。

「支援物資で水とお湯が出るタンクを頂いたのですが、いつもお湯が無くてコーヒーが飲めなかったり、お湯で薬が飲めなかったりと、困っています。ポットが欲しいです。」(50歳代女性)

「たまにはプリンやヨーグルトが食べたいんだけど…。」(40歳代女性)

■今回わかったこと

長引く避難所生活により、皆様それぞれが大勢で共同生活を行う上での悩みをお持ちのようでした。

物干し竿については本当に感謝されました。弊社支援チームが駐車場で物干し竿セットの組み立て作業を行っている間も、避難所の方が部屋から見ていたり、話し掛けて頂いたりと、期待感が伝わってきました。

避難所の外では、子供たちがキャッチボールをしたり凧揚げをしたりと、今の環境の中でも遊ぶものを見つけて楽しそうにしていたのが印象的でした。

今後も、地域の皆様の思いに対し、少しでもお役に立てるよう、弊社従業員一同、努力してまいります。

ダイナムグループでは、引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

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