中屋敷地区への訪問を行いました
7月14日(木)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、石巻市中屋敷地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は今回で8回目となります。
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訪問日時:7月14日 11:30~12:45
実施内容:支援物資のお届け
水100本・野菜ジュース100本・レトルト食品100個・せんべい100袋・ご飯の素/シチュー100個
配布場所:「石巻市 中屋敷地区」 ※ダイナム矢本店近隣地区
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「買い物は近くにスーパーがあるから問題ないわ。」(50歳代女性)
「今、自分で家を修繕しています。(物資は)ありがたいね。」(50歳代男性)
「自宅の1階部分はまだ手付かずの状態です。」(50歳代女性)
「作業していると暑いよ。」(60歳代男性)
「先週地震があったけど、津波がくるんじゃないかと思ってすごく怖かったわ。起きた後何日かはまた大きな地震がくるんじゃないかとビクビクするわね。仮設住宅は、床がミシミシ音がするのよ。お風呂が結構狭いから、自衛隊の提供してくれるお風呂に入りに行くと、気持ちが良くてその日はよく眠れるわ。」(80歳代女性)
「硬いおせんべいは食べられないわ。」(50歳代女性)※やわらかいせんべいをお渡ししました。
「以前もらったほたての缶詰がおいしかったよ。」(60歳代男性、ほか)
■今回の訪問から
今日は涼しい風が通り抜けていました。住民の方は、お仕事をされているのか、物資を取りにこられる人数が少なかったです。
こちらの地区では整体やリラクゼーションのサービスが、週1回、お昼の2時間程の時間で開催されており、毎回2~3人の方が受けているそうです。お昼から夕方頃まで入れるお風呂には、1回に15人ぐらいの方が利用しに来られるそうです。
物資お渡しした近くでは、日本雑誌協会の方々が、こちらの地区に寄付するipadの説明をされていました。中には、ジャンプ、アエラ、週刊朝日など54冊分の雑誌のデータが入っているとのことでした。炊き出しスペースで観覧用に設置したり、個人に貸し出したりするそうです。
炊き出しは今月22日で終了となるそうです。ただし、炊き出しが行なわれていた場所は地域のコミュニティスペースとして使われ、閉鎖はされないそうです。
蝿が非常に多く発生しており、今後の生活していくにあたっての課題であると感じました。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。