避難所へ物資をお届けしました-上町学習等供用施設-
5月2日(月)、被災地域復興への取り組みの一環として、地域の方々とのコミュニケーションを図る為、東松島市 上町学習等供用施設への支援物資のお届けを実施いたしました。
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配布日時:5日2日 15:00~16:00
配布内容:缶詰100個・酵母パン100個・野菜ジュース200本・スナック菓子100袋・栄養補助食品100食・レトルト食品100食・男性用下着100着・女性用下着100着・男性用靴下100着・女性用靴下100着・男児用下着50着・女児用下着50着・子供用靴下50着
配布場所:「上町学習等供用施設」 ※ダイナム矢本店近隣避難所
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■避難所の皆様の声
「本当にいい時に持ってきてくれた。靴下や下着は子供たちが大喜びしてます。」(30歳代女性)
「下着の予備を置いて帰りましょうか?」の問いかけに対して、「他の避難所にまわして下さい。物資が不足し困っている人たちが沢山いると思います。そういった方々に配って下さい。」(30歳代女性)
「酒が飲めたらうれしい。風呂は歩いていけるから大丈夫。」(60歳代男性)
「近所でも靴下は5円、パンツは2枚140円で売っているけど、ここに避難している人たちは家も金も流された人が多いから、お金がなく買いに行くにとができない。今日は下着類を持ってきていただいたので、あと足りないものは飲料水です。500mlのペットボトルの飲料水を自衛隊が持ってきてくれたが、今後の地震に備え500mlのペットボトルの飲料水は使わずに取っておきたいので、1Lサイズの飲料水が欲しい。今は水道水で我慢してもらっています。」(70歳代男性)
■必要としているもの
今、足りないもの・必要としているものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。
「下着類は助かりますが、大き目のサイズ(MよりもL)だとうれしい。」(30歳代女性)
「敷布団を持っている人が4割しかいなくて、もっとあれば助かる。敷布団のない人は毛布を敷いて寝ているので、痛いし冷たい。」(50歳代男性)
「冷蔵庫が2台あるが、2台とも故障している。」(70歳代男性)
「まだ寒いのでウィンドブレーカーやスウェットがあれば助かる。」(40歳代男性)
「寒いので肌着は半袖より長袖が欲しい。」(70歳代男性)
「外に出歩けるような靴とズボンが欲しい。買うお金がない。」(70歳代男性)
■今回の訪問から
上町学習等供用施設は今回初めて訪問した避難所です。避難所自体が地震の被害を受け、工事が進められる中、避難生活をされていました。近隣の商店で色々なものが販売されてはいますが、お金自体がなく購入することのできない人が多いといった状況でした。今回のお届けで下着に関しては大変喜び、感謝の言葉をいただきましたが、引き続き要望にお応えできるよう取り組みを継続してまいります。