被災地支援活動について~現地の情報から~
弊社では、地域社会に貢献する取り組みとして、東日本大震災による被災地への支援物資の提供を行ってまいりました。
当初、被災地域の間で、野菜の不足やパンの供給の要望の声があるとの情報を受け、「野菜ミックスジュース」と「天然酵母パン」を中心に調達を行い、被災地にお届けしてまいりましたが、実際に現地へ出向いて情報収集や被災地の方々にお伺いをしましたので、情報についてお知らせいたします。
【調査地域】
気仙沼地区・東松島地区
【内容】
・食事に関して、量の部分は充足している。食品以外の、カセットコンロ、紙おむつ等の生活用品は充足している。
・ただし、栄養バランスという観点では、十分とはいえないため、手軽に栄養を補給できる野菜ジュースやタンパク源となる魚・肉の缶詰は大変重宝する。
・自衛隊による炊き出しが行われているため、白米よりパンが喜ばれる傾向にある。また、パンについては賞味期限の管理に苦労しているため、日持ちのする酵母パンは大変重宝する。
・避難所への収容被災者に加え、周囲に住居する地域住民の方々が支援食料を求めて来所されるため、100~300名分の支援物資の追加の要望がある。
【現地調査担当者総括】
全体として、量的な部分に関しては充足されてきており、質的なニーズへと変化しつつあると感じました。
今回の情報については、今後の被災地の復興活動の一環として、支援物資のお届けに役立てるよう取り組んでまいります。