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2011年4月30日 (土曜日)

避難所へ物資をお届けしました-小野市民センター-

4月29日(金)、被災地域復興への取り組みの一環として、地域の方々とのコミュニケーションを図る為、東松島市 小野市民センターへの支援物資のお届けを実施いたしました。

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配布日時:4日29日 16:00~16:30

配布内容:缶詰230個・酵母パン230個・野菜ジュース460本・栄養補助食品230食・基礎化粧水60本・消臭剤60本・置き型芳香剤60本・おしぼり230個

配布場所:「小野市民センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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小野市民センターへの支援物資お届け。
地域の皆様とお話しさせていただき、今必要なもの、お困りのことなどをお聞きしました。
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■避難所の皆様の声

今回は、食料品のほか、先週(4/21)訪問を行った際に避難所の方よりご要望のあった、化粧水、消臭剤、芳香剤を新たにお届けいたしました。

「家や家財は全部流されたけど、先週、孫が無事、小学校に入学し、ほっとしています。」(70歳代女性)

「一番気になるのは『仮設住宅』です。抽選が始まっていますが、住むまでに時間がかかりそうです。まずは、『住む家』が必要です。」(50歳代男性)

(物資が届かない避難所から、助けを求めて小野市民センターへ来られた方がいました)「大きな避難所には物資が届きますが、ウチの避難所には物資の差し入れがありません。こうやって昼間に大きな避難所に来て物資を分けてもらっているんです。」(30歳代男性)
このお話しを受けて、急遽、この方の生活されている避難所の規模を聞かせていただき、その場で倉庫残数確認と物資手配を準備いたしました。そして、翌4月30日に「赤井南区西地区センター」 へお届けすることを決定しました。

■必要としているもの

今、足りないもの・必要としているものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。

「小学生の子供がいますが、ゲーム機が流されたので気を紛らわせる物があれば助かります。」(40歳代女性)

(支援物資を運搬するための衣装ケースを見て)「そのケース置いていって欲しい。物をまとめたり台の代わりにしたり何かと便利そうだし。」(60歳代男性)

「食器を洗うための大きな『たらい』があると非常に便利です。また、洗面用具も不足気味です。」(20歳代女性)

■今回の訪問から

小野市民センターに訪問した際、外国の方もボランティアで訪問していました。また、避難所の規模や場所により、支援内容にも格差があります。避難所ごとにそこで生活されている方々からお話しを聞かせていただき、支援活動をしていかなければいけない場所がまだまだ多くあると実感しました。今後も少しずつですが、必要とされている場所へ必要な物資をお届けしなければとの思いを強く感じました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

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