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2011年4月23日 (土曜日)

東松島市 野蒜地区の皆様へ物資をお届けしました

4月22日(金)、被災地域復興への取り組みの一環として、東松島市の野蒜(のびる)地区への支援物資のお届けを実施いたしました。

野蒜地区は一昨日に訪問した新東名と隣接する地域です。

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配布日時:4日22日 17:00~17:30

配布内容:レトルト食品(カレー・牛丼等)70食・栄養補助食品384食・野菜ジュース70本・水70本・酵母パン70個・どら焼き70個・おしぼり70個

配布場所:宮城県東松島市野蒜駅裏地区

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素敵な笑顔でお話しを頂きました。(写真掲載につきましてはご本人の了承を得ております) 

■地域住民の皆様の声

お話をうかがう中で、住民の皆様の思いが見えてきました。

「避難所と違って、行政、民間による炊き出しがなく温かい食事がとりにくい。温かい食事はストーブの上でお湯を沸かして、それで温めている。こんな感じだから、電気の復旧は、ぜんぜん目処が立っていない。だからこそ頂ける支援は本当にありがたい。今日のもの(物資)は日曜日に配らせてもらうよ」(60代男性 代表者の方から)

「(まだ水道が使えないよ という80代の女性に対して)今日、水道工事に来た人におばぁちゃん家も、まだ水出てないよって言ったんだけどねぇ。工事してる人も大変だから仕方ないねぇ。」(50代女性)

今回訪問する際、震災で寸断された道路や目印となる建物崩壊などの影響でなかなか目的地区に着きませんでした。そんな時に、小雨が振る中、笑顔で黄色い自転車にまたがって迎えに来てくれた代表者の方に感謝すると共に、継続的な支援をしていこうと決意を固めました。

■今欲しいもの

「避難所に比べると援助の手が届きにくいので、食料品が欲しいです。」

「カセットコンロ、ガスボンベは地域に充足されているのでそれらの器具は不要です。」

■今回わかったこと

20日に訪問した新東名地区と同様に、避難所のような物資の保管場所がありません。その日その日に必要な分だけを行政より届けてきてもらい、野外に設置した簡易テントに地域一括で納め、決められた時刻に世帯の代表者の方が受け取りに行く形です。住居も半壊以上、インフラ状況も厳しく、物資供給もなかなか充足されていない状況が見受けられました。先般より米軍合流による地域の復旧作業が本格化してきていますが、震災の跡をまだまだ色濃く残している地域だと感じました。

今後も、避難所だけでなく、自宅にお住まいの地域の方々に対する支援についても、活動をすすめていきます。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

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