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2011年4月22日 (金曜日)

避難所へ物資をお届けしました-小野市民センター-

4月21日(木)、被災地域復興への取り組みの一環として、地域の方々とのコミュニケーションを図る為、小野市民センターへの支援物資のお届けを実施いたしました。

こちらの避難所はダイナムグループとしては2回目の訪問となります。

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配布日時:4日21日 16:30~17:00

配布内容:缶詰(鯖缶等)480個・野菜ジュース240本・酵母パン240個・どら焼き240個・キャンディ300個

配布場所:「小野市民センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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Photo Cimg4183_2 Cimg4185_2                                                            被災者の方の生活する各部屋へ入り、お一人おひとりに手渡しで物資をお渡ししました。

■避難所の皆様の声

たくさんの方から「どこの人?」と質問をいただきました。たくさんのありがとうの声とともに矢本店に対する励ましの言葉もいただきました。

「ダイナムさん、お店はいつ開くの?早く開けてよ。楽しみにしているからさ。」
「いつ頃開店するの?わからないから、ドーンと花火でも打ち上げて知らせてよ。行くからさ。」

「家を流されちゃったから、どうしていいかわからないよ。支援物資は本当に助かります。有難うございます。」

「特に、困っていることはありません。ありがとうございます。」

物資のお渡し終了後、弊社支援チームスタッフが大きな声で「これで終了いたします。頑張ってください。」とご挨拶すると、避難所の皆様全員から大きな拍手をいただきました。思わず胸が熱くなりました。

■今欲しいもの

今、足りないもの・欲しいものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。

「津波による砂塵がすごいので女性の肌荒れやうるおいが気になります。高級なものではなくてよいので、入浴後に使用する女性用の基礎化粧水がほしいです。他の支援企業さんにもお願いしたのですが、届いていません。女性はおよそ100名いますが、人数分はお願いできないでしょうか。あとは、共同生活なので消臭剤や芳香剤があると助かります。雨が降ったりするとじめじめして湿気くさくなります。香りはストレスや気分を和らげる効果があるので是非お願いしたいです。申し訳ございませんが、お願いします。」(30代女性職員)

がほしいです。瓦礫で路面が荒れているので、普通より靴の傷みや減りがはげしいのです。自分では1足しか持ってないので、靴を支援してもらえるとうれしいです。」(50歳代女性)

「今回支援していただいた野菜ジュースは本当に助かります。あとは、生の野菜サラダやフルーツがほしいです。どうしても栄養が偏るのでお願いしたいです。」(40歳代女性)

下着がなくて困っています。取替え用の下着が数枚しかないです。」(50歳代男性)

※下着につきましては、弊社保管の支援物資の中から、翌日お持ちするお約束をしました。

■今回わかったこと

年代の異なる数人の方から要望があったものとして、野菜、靴、下着、が挙がりました。

避難所を訪問する中で、ここ1週間ほどで、当面の空腹を満たす食事など、生活をする上で必要最低限の物資に関する要望はほとんど聞かれなくなりました。

替わって、今後暫く避難所生活を余儀なくされることを想定して、嗜好品や、日用品といった生活用物資が求められていることを強く感じました。

地震による直接的影響だけでなく、今でも、粉塵や道路に残る瓦礫など、住民の皆様が生活する上で危険となる要素がたくさんあるのだと知りました。

今後は、避難所と併せて、自宅にお住まいの地域の方々に対する支援も進めてまいります。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

ダイナムのホームページ