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2011年4月19日 (火曜日)

避難所へ物資をお届けしました-大塩市民センター-

4月18日(月)、大塩市民センターへ物資をお届けしましたので、お知らせいたします。

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配布日時:4日18日 16:30~17:00

配布内容:レトルト食品(カレー・牛丼等)250食・缶詰(鯖缶・焼き鳥缶等)500個・栄養補助食品250食・野菜ジュース250本・水250本

配布場所:宮城県東松島市「大塩市民センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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0418 Dsc_0095_2                        大塩市民センターへの支援物資お届け。地域の皆様とお話させていただき、今必要なもの、不足している物資などをお聞きしました。

■避難所の皆様の声

避難所の皆様から、たくさんのお礼の言葉をいただきました。また、弊社従業員との会話の中で、以下のような声をいただきました。

「炊き出しだけでは、野菜類の食事が不足していると感じることがあるので、ダイナムさんの野菜ジュースを頂くことをとても楽しみにしています。」

「カレーなどのレトルト食品は有難いのですが、なかなか湯銭で温める事が出来ない中で、缶詰ようなご飯のおかずを頂けたことがとても嬉しいです。有難う御座います。」

「いつも有難う御座います。色々とよくして頂いているのにこれ以上、と思うこともありますが、女性用下着がサイズが大きく履き心地が悪いので、出来ればサイズがもう少し小さめのものがあるともっと嬉しいです。」

※ダイナム矢本店で保管している支援物資の中にMサイズの女性用の下着があったため、「今から帰り、お持ちします。」と取りに戻り、再度避難所を訪れました。ちょうどその方がいらっしゃらなかったため、避難所の事務局の方に女性用下着Mサイズ20枚をお渡してきました。素早い対応に感謝されました。

■今欲しいもの

今、足りないもの・欲しいものをお伺いしたところ、以下のようなお話をいただくことができました。

「自衛隊の方から毎日炊き出しをしていただいていますが、ご飯のおかずとなる野菜類の食材が不足し、品数が少なくなっていることと、スープ類の食事がない現状があります。野菜類(ニンジン・ジャガイモ・玉ねぎ等)の煮物やスープに調理できる食材が欲しいです。」(40歳代・事務局女性)

「物資としては、食品に関する色々な物を頂いているのでこれ以上特に要望はありません。いつもダイナムさんには色々と要望に応えて頂いています。強いて挙げれば、洗濯物を干す場所がなく、下着等をフェンスに干さないといけない状況ですので、今後長く続く避難所生活を考えると、物干し竿などの食料品以外の生活必需品があると大変嬉しいです。」(50歳代・事務局男性)

「ダイナムさんや行政から大分、食品(レトルト・缶詰等々)を送っていただいているので食べ物の不足は感じなくなりました。一方で、多少飽きていることがあるせいかもしれませんが、甘味類やスナックといったおやつのようなもの欲するようになってきました。もし次回来て頂けるならスナック菓子などを頂けたらもっと嬉しいと思います。」(20歳代女性)

「市役所の狭い廊下で寝る生活が10日間続きました。現在はこの大塩市民センターに移りましたが、ペットがいるため、今も車の中で寝泊りしています。その為、暖かい衣類があると嬉しいです。しかし、物資としての衣類は子供用が多く、大人用の防寒具(ジャンパー等)が不足していると感じます。」(50歳代女性)

■今回わかったこと

今回の避難所訪問での地域の方の声をまとめると、現状、以下のような物資が必要とされているようです。

・甘いもの、スナック菓子 ・下着類 ・ジャージ(特にズボン) ・ジャンパー(防寒具) ・物干し竿 ・シャンプー ・野菜

長引く避難所生活から、健康面のニーズや、生活のストレスを少しでも緩和するための快適性を向上できれば、というお気持ちが伺えました。

また、さまざまな方が同じ避難所で生活されている中で、年代や性別によっても、少しずつ必要とするものの違いがあるように思いました。

こういった声は、避難所の皆様は、普段は決して主張することのないものです。個々にコミュニケーションを図り、お話をする中で、少しずつ引き出されてきました。このような地域の皆様の思いに対し、少しでもお役に立てるよう、弊社従業員一同、努力してまいります。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

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