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2012年3月23日 (金曜日)

団体参加型ボランティア活動についてのご報告

3月7日(水)より2日間、宮城県のボランティア団体が主催するボランティア活動に、ダイナム従業員が参加しました。

★★従業員のボランティア活動を推進★★

ダイナムでは従業員に対して、個人の休日(所定休日と有給休暇)を利用して、ボランティア団体が募集するボランティア活動に参加することを呼びかけており、ボランティア活動に関わる宿泊費、ボランティア先までの交通費を会社が負担しています。

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活動日:      3月7日(水)~3月8日(木)

活動場所: 七ヶ浜町災害ボランティアセンター(宮城県宮城郡七ヶ浜町)

          参加人数: 10名

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■活動内容

・3月7日~8日の2日間、宮城県宮城郡七ヶ浜町の菖蒲田浜地区でボランティア活動を行いました。

津波の影響で家屋が流され土台だけ残っている個人宅の敷地で、漂流物の除去と整地、配水管の撤去を行いました。

スコップやレーキで少し泥を掘り起こすとガラスや食器・瓦などの破片や釘などがでてきます。

前日までの雪で湿っている泥をよけながら、掘り起こした土から漂流物を手で一つ一つ仕分けして土嚢に詰めます。

津波で流されてきた大きな石などは、土から掘り起こした後に2人がかりで土嚢の集積場所まで運びます。

配水管は、ツルハシとハンマーを使い分解していきますが、想像以上に硬くなかなか壊れずに苦労しました。

1日目は、ダイナム従業員10名と個人ボランティアの方7名で、2日目は ダイナム従業員10名と個人ボランティアの方4名で作業を行いました。

1日目には、終わりが見えないような気がしていた作業も、全員で協力して行った結果、2日目の作業で大体終わらせることが出来ました。

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1日目に七ヶ浜の震災の爪あとが残る地域と、ボランティアで修繕をした多問山の毘沙門の灯篭を見て、あらためて人的作業でないと、行えないことが多くあると再確認しました。

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■個人ボランティアに参加されていた方々のお声

20代女性「東京からボランティアにきました。 以前に気仙沼でボランティアをしたことがあり、できることは少ないけれど、継続的に続けることが必要だと思って来ました」

40代男性「新潟から来ています。中越地震の時に皆さんに助けていただいたので、少しでもおかえしがしたいと思っています」

40代男性「南三陸町のボランティアをやってから、七ヶ浜にきました。南三陸は「復旧」、七ヶ浜は「復興」の状況ですね。でも人手が必要な状況は変わらない。一人でも多くの人にボランティアに参加してほしいし、南三陸にも来てほしいです」

70代男性「震災から1年が経とうとしていますが、ボランティアに来てくれる人がいることは、同じボランティアとして嬉しいと思います。でも、それぞれの生活があるので震災のことを忘れないでいてくれることが一番です。(ボランティアリーダー)」

10代男性「1月にもこの現場にきました。今回改めて同じ場所をみると作業には人手が必要で、これからもボランティアが必要だと改めて思いました」

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行なってまいります。

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