団体参加型ボランティア活動についてのご報告
ダイナムでは従業員に対して、個人の休日(所定休日と有給休暇)を利用して、ボランティア団体が募集するボランティア活動に参加することを呼びかけており、ボランティア活動に関わる宿泊費、ボランティア先までの交通費を会社が負担しています。
★★ダイナム従業員がボランティアに参加★★
1月18日(水)より2日間、宮城県のボランティア団体が主催するボランティア活動に、ダイナム従業員が参加しました。
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活動日: 1月18日~1月19日
活動場所: 七ヶ浜町災害ボランティアセンター(宮城県宮城郡七ヶ浜町)
参加人数: 5名
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■活動内容
・1月18日は、被災された個人宅周辺の漂流物の撤去作業を実施しました。
七ヶ浜町浜屋敷地区の堤防から100mも離れていない、潮の音が聞こえてくるほど海が間近な場所で作業しました。多くの家屋が土台だけしか残っていない状況で、いまだ手付かずの場所も多く見られました。
庭の畑や家の土台のいたるところに埋まっている、ガラスの破片、食器の欠片、ブロック、瓦、ボトルなどの漂流物を大きなものから小さいものまで、つるはしやスコップを使って掘り起します。
掘り起した漂流物を、ひとつひとつ手作業で種類毎に分別し、土嚢袋に入れていきます。
名前の入ったものや写真は、持ち主や縁のある方へお渡しするために、ボランティアリーダーが整理していきます。
重機で出来る作業には限界があり、人手が必要になっている状況で、人的ボランティアの必要性を改めて感じました。
・1月19日の午前中は、仮設住宅入居者用の家電・家財道具搬入をお手伝いしました。
被災地の方々のために用意された家電(テレビ・冷蔵庫、洗濯機、暖房器具など)・家財道具(布団・テーブル・皿など)を、新たに仮設住宅に入居される方の住居へ搬入しました。
搬入の作業を日本赤十字社から委託されている、町役場の職員さん3名と一緒に作業します。家電・家財道具を保管されている体育館から、軽トラックに積み込み、仮設住宅まで運び、部屋に設置するまでをお手伝いしました。
・1月19日の午後は、被災された個人宅の漂流物の撤去作業と畑づくりを実施しました。
1月18日に実施した場所の続きを行いました。個人宅の依頼者の方も一緒に作業されていて、休憩時間には震災当時の事をお話する機会もありました。
依頼者からは「いまだに多くの方が震災のことをわすれずにボランティアに来てくれること」
「畑部分だけでもきれいにしてもらえればと思っていたのに、敷地全部をきれいにしてもらって、感動しました」と涙ぐみながらお辞儀をされる姿に、継続したボランティア活動の必要性を感じました。
そして今回集まった、ダイナムを含めた各団体の代表、ボランティアリーダーの挨拶では、ボランティア活動を継続していかなくてはならないことをお互いに再認識しました。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行なってまいります。