仙台市のボランティアに参加しました
7月28日(木)、被災地域復興支援の一環として、仙台市内のボランティアへ参加しましたので、ご報告いたします。
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訪問日時:7月28日 9:00~15:00
実施内容:ボランティアの参加
訪問先:「仙台市災害ボランティアセンター」
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■住民の方の声
「車とトラクターは津波に流されました。トラクターはまだ1回しか使ってなかったんですよ。津波の高さは2メートルぐらいあって、畑と田んぼは崩壊、でも、ビニールハウスは助かりました。ハウス内ではトマトを作っていました。家は外観だけ見れば何でもないように見えるでしょう。でも、中に入るとボロボロよ。電気とガスは復旧するのに2ヶ月もかかったのよ。」(70歳代女性)
■ボランティアセンターの皆様の声
「東京から来ました。仕事は有給を取ってね。」(50歳代男性)
「土の中は石やゴミでいっぱいね。やりがいがあるわ。」(40歳代女性)
「長袖だから、とにかく暑いよ。」(20歳代男性)
「雨が降らなくてよかったですね。」(20歳代女性)
「頑張らなくていい。自分のペースでいいんだよ。」(ボランティアリーダー)
「今度、東松島にもボランティアに行ってみようかしら。」(40歳代女性)
■今回の訪問から
今回は、畑の泥出し作業を行いました。
この日は大雨警報が流れていましたが、免れることができました。
津波により、畑へ流れ込んだヘドロ、泥、石、ゴミ、木くずなどを掘り出して取り除き、畑として使えるようにする作業です。これらを、事前に用意してきた白い布の袋に入れていきます。
想定していた量よりも多く、袋が足りなくなりました。作業も1日では終わりませんでした。
ボランティア参加者の方の話によると、こちらのボランティアセンターでは、依頼される作業が少なくなったように感じるとのことです。また、土日に来るボランティア参加者の数も少なくなったとおっしゃっていました。それだけ復興に近づきつつあるということなのかもしれません。
被災された方の話では、自宅周辺は津波で流されてきたものでいっぱいでしたが、それは自分たちで片付けた、とおっしゃっていました。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。