上納地区への訪問を行いました
7月27日(水)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市の上納地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は、先週に続き、今回で10回目となります。
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訪問日時:7月27日 12:45~13:10
実施内容:物資のお届け
水400本・野菜ジュース400本・せんべい250袋・スナック菓子400袋・レトルト食品1200食・缶詰400個
配布場所:「東松島市上納地区センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所
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■地域住民の皆様の声
「家は全壊しました。今は、昔やっていた漬物屋で生活しています。昔は畑もやっていたけど、今はやっていません。漬けていた漬物も全部だめになったし、もう嫌になっちゃうわ。」(80歳代女性)
「上納地区の家はまだ大工さんが来てない人が多いわ。」(50歳代女性)
「先週の夏祭りに、ダイナムさん来てたわね。またよろしくね。」(60歳代女性)
「また、来てくれるの?」(40歳代女性)
「ダイナムさんだよね。いつもありがとう。助かります。」(50歳代女性)
「このおせんべい、おいしいのよねー。」(60歳代女性)
「家の1階がまだ使えないから料理があまりできないのよ。物資はすごく助かります。」(50歳代女性)
■今回の訪問から
拡声器で呼びかけをしたと同時に、たくさんの方々が来てくださり、用意していた400名分の物資は全てなくなりました。
いつも人気のあるレトルト食品を、今回は一人につき数種類お渡しできるよう豊富にお持ちしました。
上納地区への物資配布は今回で終了とします。地区の代表の方とお話をし、仮設住宅での生活を始められる方も増え、地域の皆様が自立しようと努力されているところなので、今回で終了して欲しいとご要望がありました。
5月下旬に支援が実現した頃、上納地区は、物資をはじめとする支援の手が一切入らない地域でした。住民の皆様は、それに対して不平不満を述べることなく、ご要望を建設的に、都度明確に伝えてくださったため、地区と連携をとりながら必要な支援を行うことができたと、振り返って感じています。
未だに家屋の修復がなかなか進まないなどの課題を抱える中、自分たちで住んでいる地区を自分たちで建て直すのだという強い意志を感じました。
今後は、人的支援や地区イベントへの参加など、地域の復興や住民の皆様の自立のためにお手伝いできることがあれば、ご協力していきたいという旨をお伝えしました。
ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。