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2011年7月29日 (金曜日)

仙台市のボランティアに参加しました

7月29日(金)、被災地域復興支援の一環として、仙台市内のボランティアへ参加しましたので、ご報告いたします。

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訪問日時:7月29日 9:00~15:00

実施内容:ボランティアの参加

訪問先:「仙台市災害ボランティアセンター」

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0718_020 0718_021                        泥出しが行なわれている側溝と、取り除かれ、積み上げられた泥。

ボランティアセンターの皆様の声

「横浜から来たんだけど、もともと生まれはこっちでね。なかなか来れなくて、でもやっと来れたよ。明日は筋肉痛になりそうだよ。」(50歳代男性)

「この4ヶ月で30回ほど参加しているよ、でも、回数としたら少ない方かな。」(50歳代男性)

「暑いね。こっちに来てしばらく経つよ。今は車中泊をしながら何とかやっているよ。泥出し作業には、長袖、長ズボンは必須だよ。」(50歳代男性)

「水分の多い泥は、袋よりバケツに入れた方がいいんじゃないかな?頭を使ってやっていこう。効率が大事だよ。」(50歳代男性)

「ボランティアはちょくちょく参加してるよ、今までは家具の洗浄などの作業をしたよ。泥出しは初めてだね。同じ作業ばかり繰り返すとモチベーションが下がってくるから、自分なりに楽しめるように色々な作業を経験するようにしているよ。」(20歳代男性)

■今回の訪問から

本日も泥出し作業にあたりました。

ボランティアセンターで受付を行う際、装備が充実したボランティアでなければ行けない地区と、一般的な参加希望者でも行ける地区に希望に応じて振り分けが行われます。その後、作業内容の紹介がされ、作業ごとの希望者のとりまとめを行います。希望者へは先着順に作業が割り当てられます。

29日のボランティア募集人数は少なかったのですが、より多くの方々が本日(29日)のボランティアに参加されていました。

雨合羽、手袋、長靴、マスク、ゴーグルといった作業に必要な備品は、ボランティアセンターより貸与されるため、身一つで来ても参加できるようになってます。各自これらの備品を携え、送迎のバスに乗車、現地入りします。本日は高校生のボランティア団体も参加されていました。

厚手の長袖の作業服泥出し作業は夏場においてはかなりハードです。そのため、各自の体力に合わせて、休憩を取りながら行なわれます。「倒れない事を最優先してください。皆さんそれぞれペースがあると思うので休憩時間等も多目にとって構いません。」とボランティアリーダーより説明がありました。マスクをしていても口の中に砂が入ってくる状況です。

ボランティアセンターより紹介される作業内容は、洗浄などの軽作業から、こうした泥出し作業中心に移行してきたように感じます。8月にはボランティアセンターの所在地の移動や、ボランティア派遣方法が変更されるなど、地域の復興状況などに応じてしくみも変化してきているようです。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

仙台市のボランティアに参加しました

7月28日(木)、被災地域復興支援の一環として、仙台市内のボランティアへ参加しましたので、ご報告いたします。

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訪問日時:7月28日 9:00~15:00

実施内容:ボランティアの参加

訪問先:「仙台市災害ボランティアセンター」

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Img_0631 Img_0632                            畑に流れ込んだ大量の泥   

■住民の方の声

「車とトラクターは津波に流されました。トラクターはまだ1回しか使ってなかったんですよ。津波の高さは2メートルぐらいあって、畑と田んぼは崩壊、でも、ビニールハウスは助かりました。ハウス内ではトマトを作っていました。家は外観だけ見れば何でもないように見えるでしょう。でも、中に入るとボロボロよ。電気とガスは復旧するのに2ヶ月もかかったのよ。」(70歳代女性)

ボランティアセンターの皆様の声

「東京から来ました。仕事は有給を取ってね。」(50歳代男性)

「土の中は石やゴミでいっぱいね。やりがいがあるわ。」(40歳代女性)

「長袖だから、とにかく暑いよ。」(20歳代男性)

「雨が降らなくてよかったですね。」(20歳代女性)

「頑張らなくていい。自分のペースでいいんだよ。」(ボランティアリーダー)

「今度、東松島にもボランティアに行ってみようかしら。」(40歳代女性)

■今回の訪問から

今回は、畑の泥出し作業を行いました。

この日は大雨警報が流れていましたが、免れることができました。

津波により、畑へ流れ込んだヘドロ、泥、石、ゴミ、木くずなどを掘り出して取り除き、畑として使えるようにする作業です。これらを、事前に用意してきた白い布の袋に入れていきます。

想定していた量よりも多く、袋が足りなくなりました。作業も1日では終わりませんでした。

ボランティア参加者の方の話によると、こちらのボランティアセンターでは、依頼される作業が少なくなったように感じるとのことです。また、土日に来るボランティア参加者の数も少なくなったとおっしゃっていました。それだけ復興に近づきつつあるということなのかもしれません。

被災された方の話では、自宅周辺は津波で流されてきたものでいっぱいでしたが、それは自分たちで片付けた、とおっしゃっていました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年7月28日 (木曜日)

上納地区への訪問を行いました

7月27日(水)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市の上納地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は、先週に続き、今回で10回目となります。

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訪問日時:7月27日 12:45~13:10

実施内容:物資のお届け

水400本・野菜ジュース400本・せんべい250袋・スナック菓子400袋・レトルト食品1200食・缶詰400個

配布場所:「東松島市上納地区センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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Img_0608 Img_0610 Img_0614 Img_0616                                   今回で最後となる上納地区での支援物資のお届け

■地域住民の皆様の声

「家は全壊しました。今は、昔やっていた漬物屋で生活しています。昔は畑もやっていたけど、今はやっていません。漬けていた漬物も全部だめになったし、もう嫌になっちゃうわ。」(80歳代女性)

「上納地区の家はまだ大工さんが来てない人が多いわ。」(50歳代女性)

「先週の夏祭りに、ダイナムさん来てたわね。またよろしくね。」(60歳代女性)

「また、来てくれるの?」(40歳代女性)

「ダイナムさんだよね。いつもありがとう。助かります。」(50歳代女性)

「このおせんべい、おいしいのよねー。」(60歳代女性)

「家の1階がまだ使えないから料理があまりできないのよ。物資はすごく助かります。」(50歳代女性)

■今回の訪問から

拡声器で呼びかけをしたと同時に、たくさんの方々が来てくださり、用意していた400名分の物資は全てなくなりました。

いつも人気のあるレトルト食品を、今回は一人につき数種類お渡しできるよう豊富にお持ちしました。

上納地区への物資配布は今回で終了とします。地区の代表の方とお話をし、仮設住宅での生活を始められる方も増え、地域の皆様が自立しようと努力されているところなので、今回で終了して欲しいとご要望がありました。

5月下旬に支援が実現した頃、上納地区は、物資をはじめとする支援の手が一切入らない地域でした。住民の皆様は、それに対して不平不満を述べることなく、ご要望を建設的に、都度明確に伝えてくださったため、地区と連携をとりながら必要な支援を行うことができたと、振り返って感じています。

未だに家屋の修復がなかなか進まないなどの課題を抱える中、自分たちで住んでいる地区を自分たちで建て直すのだという強い意志を感じました。

今後は、人的支援や地区イベントへの参加など、地域の復興や住民の皆様の自立のためにお手伝いできることがあれば、ご協力していきたいという旨をお伝えしました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年7月27日 (水曜日)

仙台市のボランティアに参加しました

7月26日(火)、被災地域復興支援の一環として、仙台市内のボランティアへ参加しましたので、ご報告いたします。

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訪問日時:7月26日 9:00~14:00

実施内容:ボランティアの参加

訪問先:「仙台市災害ボランティアセンター」

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Img_0604 Img_0606                                                         ボランティアセンターの様子(左)と6階から荷物を下す作業の様子(右)                                                                                                                                                                                                                   

■ボランティアセンターの皆様の声

「最近、千葉から宮城の仙台に越してきました。」(30歳代男性)

「写真洗浄は終了しました。被災者の方々の元へ届いていると思います。」(30歳代男性)

■今回の訪問から

まずは、仙台市のボランティアセンターへ行き、そこで作業割り当てを確認しました。

今回は、一般のご家庭へ赴き、地震によって壊れた家財道具を運び出すという内容でした。アパート6階にあるお宅を担当したところ、80歳代の女性の方がひとり暮らしをされていました。

洗濯機と冷蔵庫を買ったこと、地震によりお風呂が壊れたため近所の家のお風呂を借りていること、震災直後に小学校に避難したがトイレがあまりに少なくて大変だったこと、震災当日近所のケーキ屋さんが無料で配ってくれたケーキがとてもおいしかったこと、日本舞踊を教えており、この日夜に日本全国から大きな会場に人が集まり日本舞踊を踊る会に参加すること、などをお話ししてくださいました。

終始笑顔でお話しされていましたが、会話を通して、地震で大変な苦労と難儀をされていたことが伝わってきました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年7月26日 (火曜日)

東松島市「みんなで夏まつり」のお礼状が届きました

7月23日(土)に協賛を行なった、「がんばっぺ東松島 みんなで夏まつり」につきまして、東松島市災害対策本部より感謝状が届きましたので、ご紹介いたします。

先日当ブログにも掲載しました通り、ダイナムからは、「ふれあい動物園」やダイナム信頼の森キャラクターモーリーズの「モリスケ」とのコミュニケーション握手会およびグッズ提供を行いました。

以下は感謝状の全文です。

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拝啓

 このたびは7月23日開催されました、復興祭「がんばっぺ東松島 夏祭り」において

多大なるご支援、ご協力をいただきまして厚く御礼申し上げます。

 お蔭様で夏祭りには4,000名近い市民が足を運び、大盛況でございました。

多くの市民が大変喜んでおり、笑顔のあふれる素晴らしい内容となりました。

震災発生後多くのお祭りやイベントが中止される中、このような大規模な夏祭りが

開催できたのも、皆様のご協力の賜物でございます。

誠にありがとうございました。

 東松島市はご周知の通り甚大な被害を受けましたが、震災発生から4か月が過ぎ

現在は復興に向けて一丸となって取り組んでおります。

 復興活動は大変厳しいものではございますが、皆様の励ましを胸に、一歩一歩進む所存

でございます。

 今後とも倍旧のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

結びにますますのご隆昌ご発展を祈念申し上げ、書中にて甚だ略儀ながらお礼まで

申し上げます。         

                                              敬具

平成23年7月

                                  災害対策本部 教育部長

                                教育次長兼教育総務課課長

                                          小山 直美

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ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

立沼地区への訪問を行いました

7月25日(月)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、東松島市の立沼地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は、今回で10回目となります。

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訪問日時:7月25日 17:00~17:45

実施内容:物資のお届け

水150本・野菜ジュース・150本・缶詰300個・せんべい150袋・濡れタオル150枚

配布場所:「東松島市立沼地区センター」 ※ダイナム矢本店近隣避難所

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Img_0448 Img_0453 Img_0456_2 Img_0445                                                      清掃がされ、消毒のされた側溝

                                                           

■地域住民の皆様の声

「この辺りは街灯が壊れているのか、夜は暗いのよ。」(40歳代女性)

「道路が舗装されて、自転車のパンクもなくなりました。」(50歳代女性)

「排水溝を掃除したんだ。石灰は消毒の為に撒いたんだよ。」(50歳代男性)

「今度のバーベキュー大会、すごく楽しみです。」(80歳代女性)

「病院に入院したくてもなかなか入れないという話を聞いたわ。」(40歳代女性)

「おせんべいは年寄りの歯には少し硬いから柔らかいものがいいね。」(70歳代女性)

「甘いものが食べたいけど、チョコレートはとけちゃうしね。」(40歳代女性)

「のりのついているおせんべいが食べたいわ。」(60歳代女性)

「パンが、おいしかったわー。スナック菓子もいいわね。」(50歳代女性)

■今回の訪問から

かねてより、こちらの地区住民の皆様からは、会話の中でも、悲観的なことや深刻なお話があまり聞かれれないことが特徴です。ほかの被災地と同様に被害を受けており、復興への課題はあるものの、とてもほがらかに前向きにとらえていらっしゃいます。

今回、用意した物資も40セットほど余りが出ました。物資面でも、充足している様子が伺えました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年7月25日 (月曜日)

節電対策の結果について(7月第3週)

■東京電力管内の店舗 7月18~24日

 平日のピーク電力削減率「当社目標:19%、政府方針:15%」

 

 【ピーク電力削減率実績(前年比)】

 725

※東京電力管内の69店舗の内、電力使用量監視装置が未設置の4店舗を除く65店舗のデータ

※店舗の空調・照明などの節電、LED照明・太陽光発電の導入によるピーク電力削減率結果を対象とし、輪番休業の実績は含んでおりません。

※当社削減目標値は、各店舗の削減目標を平均したものです。店舗によって削減目標値は異なります。

 

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■東北電力管内の店舗 7月18~24日

 平日のピーク電力削減率「当社目標:18%、政府方針:15%」

 

 【ピーク電力削減率実績(前年比)】

725_2  

 

※東北電力管内の82店舗の内、電力使用量監視装置が未設置の1店舗、営業休止中の原町店を除く80店舗のデータ

※店舗の空調・照明などの節電、LED照明の導入によるピーク電力削減率結果を対象とし、輪番休業の実績は含んでおりません。

※当社削減目標値は、各店舗の削減目標を平均したものです。店舗によって削減目標値は異なります。

東松島市「みんなで夏まつり」に参加しました!

7月23日(土)、東日本大震災被災地域復興支援の一環として、「がんばっぺ東松島 みんなで夏まつり」(主催:がんばっぺ東松島 みんなで夏まつり実行委員会/東松島市)に協賛を行ないましたので、その模様をご報告します。

当日は、午後から小雨が降る天候でしたが、たくさんの人が集まりました。

会場の東松島市コミュニティーセンターは、ダイナムも、ここが避難所として利用されていた頃に物資のお届けなどで訪問しましたが、この日はセンター敷地の外の道路にまで行列ができるほど盛況で、当初の予想人数を大幅に上回る4000人あまりの方々が来場されたということです。  

複数のブースが、飲料や食事、物資の無料提供や自転車などが当たる抽選会、射的などのゲーム大会など様々なイベントを開催していました。

0723_285 0723_172 0723_298 0723_49                            たくさんの命との触れ合い

ダイナムも、「ふれあい動物園」として、モルモット、ひよこ、うさぎ、カメ、ラマ、ヤギ、ハリネズミなどの動物たちの移動動物園を開催しました。中でも、モルモット・ひよこ・うさぎを放し、直接触れ合うことのできるコーナーは、家族連れ、とくにお子様に大人気でした。動物を抱き上げたり、間近で観察したり、普段は目にすることのできないたくさんの動物たちに歓声をあげ、思い思いに楽しむ様子が見られました。

0723_126 0723_5 0723_26_2 0723_176                               「森の妖精、モーリーズのモリスケだよ!」

また、ダイナム信頼の森キャラクターのモーリーズのコーナーも設置し、ノベルティグッズ(芳香剤500個、フェイスタオル500枚、ウェットティッシュ500個)の配布を行ないました。こちらは親子連れ、特に親御さんに人気があり、お子様とモリスケを握手させたり、写真に収めたりと、たくさんの方に喜んでいただくことができました。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行なってまいります。

2011年7月22日 (金曜日)

中屋敷地区への訪問を行いました

7月21日(木)、被災地域復興支援の一環として実施している物資支援および地域の方々とのコミュニケーションを図るため、石巻市中屋敷地区を訪問しました。こちらの地区への訪問は今回で9回目となります。

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訪問日時:7月21日 11:30~12:45

実施内容:支援物資のお届け

水100本・野菜ジュース200本・スナック菓子200袋・缶詰100缶・パン100個

配布場所:「石巻市 中屋敷地区」 ※ダイナム矢本店近隣地区

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Img_0281 Img_0283_3 Img_0287_2 Img_0295_2                   この場所で、たくさんの方々との出会いがありました。

                                                                                                                                                                      ■地域住民の皆様の声

「神戸からたくさんの食器が届きました。」(70歳代女性)

「今度、大学の方が子どもたちに勉強を教えに来てくれるみたいよ。」(30歳代女性)

「炊き出しは終了しても、集会所の運営は継続しているので、食料以外の支援でしてもらえることがあれば、また来てほしいわ。」(60歳代女性)

「津波で一階天井まで水がきて、家の中にあった物は全て流されたんだ。どこを探しても見つからないよ。」(70歳代男性)

「家が流されたのでここには住んでいないけれど、お墓参りで来たのよ。食べ物を届けてくれているのね。知らなかったわ。」(70歳代女性)

「子供達はゲームが無くても、トランプとか昔の遊びで、それぞれ工夫して遊んでいるんだろうね。」(20歳代男性)

「ヨガ教室もやっているけど、女性が多いわね。昨日はマッサージを受けたの。明日は炊き出しが最後だから、みんなで餅つきしようかと思っているわ。もしよかったら来てね。」(70歳代女性)

「蝿取り線香っていうのがあるらしいから、集会所で使うために提供してもらえないかしら。」(70歳代女性)

■今回の訪問から

台風の影響で、涼しい天候でした。炊き出しの終了日が近いためか、いつもよりも集まってこられる方が多く、お持ちした物資を全てお渡しすることができました。曇りでやや薄暗い空模様でしたが、ボランティアの皆様も元気に炊き出しを行なっていました。

中屋敷地区では22日を最後に炊き出しが終了となります。ダイナムも今回をもって物資配布を終了します。

5月18日、初めてこちらの地区への支援が実現し、辛く苦しい境遇を表には見せない、住民の皆様の明るい雰囲気が印象的でした。ダイナム支援スタッフを、非常にあたたかく迎えて下さり、炊き出しの食事をご馳走になったり、そこに集まる地域の皆様やボランティアの皆様と復興への思いを語り合ったり、思い出深い2ヶ月間でした。

ここで出会った全ての人々の笑顔がこれからもずっと続いていくこと、そして地域の一日も早い復興を願ってやみません。

炊き出しを行っていた場所は、今後も地区のコミュニケーションスペースとして活用されるそうです。ダイナムも今後何か地域のお力になれることがあれば、協力をしていきたいと考えております。

ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

2011年7月21日 (木曜日)

石巻市社会福祉協議会よりお礼状をいただきました

東日本大震災における支援に対し、石巻市社会福祉協議会より感謝状が届きましたので、ご紹介いたします。

石巻市に対しては、3月30日に、現地避難所である私立青葉中学校を訪問し、支援物資としてパンと野菜ジュースをお届けしたほか、7月8日には市のボランティアセンターへ、防塵用ゴーグルをお届けいたしました。

以下、感謝状の全文です。

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御礼状

 拝啓、盛夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び

申し上げます。

 このたび、当地を襲った東日本大震災におきましては、早々にご厚

情あふれるご支援とお励ましを賜り、心より厚く御礼申し上げます。

 3月11日の巨大地震そして大津波は、多くの犠牲者を生み、また

家屋の倒壊・流失など甚大な被害をもたらし、一瞬にして市民の生活

を変えてしまいました。

 このような中、石巻市災害ボランティアセンターの運営につきまし

ては、皆様方からの温かいご支援に大変力づけられ、日々活動を続け

ております。

 これからも、私ども石巻市社会福祉協議会役職員一同、石巻市当局

と共に、一日も早い復興に向けて取り組んで参る所存でございますの

で、今後ともご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

末筆になりますが、皆様の益々のご健勝とご繁栄をご祈念申し上げ、

略儀ながら書中をもちまして御礼とさせていただきます。

                                      敬具

平成23年7月吉日

                 社会福祉法人 石巻市社会福祉協議会

                     会 長  高 橋  興 治

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ダイナムグループでは、今後も引き続き、地域復興に向けて取り組みを行ってまいります。

ダイナムのホームページ